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2007年07月11日
長岡市全職員にセクハラ研修
職員の相次ぐ不祥事を受けた長岡市の公務員倫理、セクハラ(性的嫌がらせ)防止研修が10日、同市立劇場で始まった。「不祥事は起こした職員だけでなく、公務員全体の信頼が揺らぐ」「性的な内容を含んだ言動はセクハラになり得る」などの講師の言葉に、参加した職員は真剣に耳を傾けていた。
研修は、同市で職員の横領や飲酒後のセクハラが発覚したため、信頼回復などを目的に開かれた。保育士などを除く全職員2600人が対象。11日も行われる。
公務員倫理では、講師を務めた公務研修協議会の石井拓英氏が信頼回復に向けて「高い倫理意識が大切」と強調。さらに行政の透明性や問題の迅速な処理、説明責任の重要性を説いた。
セクハラ防止については、21世紀職業財団の橋本芙美子氏が「『親しいから』などの思い込みが相手を不快にさせることがある。受け手がどう思うかがポイント」と繰り返した。またセクハラの被害に遭った側はき然とした態度を取り、セクハラ行為を指摘された場合はすぐに謝罪することが大切と語った。
参加した市幹部の1人は「基本的なことでもあるが、安易な行動や言動をすることがないようこうした研修が必要」と話していた。
同市では6月までの1年間に、職員4人が懲戒処分を受ける不祥事が続いていた。
(新潟日報2007年7月10日)
投稿者 tanaka : 2007年07月11日 17:57
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