« ペダル踏み間違えのクルマの下敷き、農作業の女性死亡 | メイン | はしか対策、中1と高3に2回目予防接種へ »

2007年07月07日

共生へ知恵交換 姫路でムクドリサミット開幕

共生へ知恵交換 姫路でムクドリサミット開幕-gooニュース

市街地に集まるムクドリの鳴き声やふん害に悩む自治体と専門家らが、「人と鳥と街の共生」をテーマに対策や工夫について考える全国初の「ムクドリサミット」が五日、姫路市本町、イーグレひめじで始まった。同市や新潟県長岡市などで一定の成果を挙げているムクドリ対策の事例が紹介されたほか、同日夕には、姫路市の大手前通りで対策の現状の視察もあった。

 大手前通りなどでは、ムクドリ数千羽が毎年六-十二月、夕方になると飛来。街路樹をねぐらにしており、ふん害や鳴き声が地元の商店主らを悩ませてきた。

 昨年秋、商店主らが、ムクドリが危険を感じたときの鳴き声「忌避音」をスピーカーで流したところ、群れが周辺に分散する効果があったが、一部が戻ってくるなど根比べが続いている。

 サミットは、長野や宮崎など二十四自治体などから約二百五十人が参加。忌避音でムクドリの移動に成功した新潟県長岡市の事例報告や、野鳥研究家松田道生さんの講演などがあった。

 サミット実行委員長で大手前通り街づくり協議会の岡本一会長は「対策に役立つヒントが得られた。今後もムクドリとの共生を専門家も交えて考えたい」と話した。

 参加者は同日夕、大手前通りを訪れ、忌避音を鳴らしてムクドリが飛び立つ様子や、防鳥ネットをかぶせた街路樹などを見学した。

 六日も講演などがある。事務局TEL079・287・3410

投稿者 kasai : 2007年07月07日 11:02

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://jmjp.jp/mt/mt-tb-janj.cgi/26

コメント

コメントしてください




保存しますか?