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2007年10月11日

現場検証07.10.01 声掛け事案

■平成19年9月29日(土)午後5時30分頃、長岡市水道町5丁目、市立東中学校前付近路上で、女子(13歳)4名が帰宅途中信号待ちしていたところ、止まった白色自動車の運転席にいた男から、「乗せてあげようか。」などと声をかけられ、断ったところ車は長岡大橋方面に去った。

東中前付近路上の信号っていうと、校門前のこの信号しか見当たらない。
学校から出てすぐの信号。ここは手押し信号だ。

東中前の道路はゆったり幅の二車線道路。
この道は信号が比較的少ないため、市街地を迂回する車の通行量は決して少なくない。

広めの道路だから、車を停車させても、まったく交通の妨げにならない。
後ろから車が来てもクラクションを鳴らされる心配もないこの場所なら、声掛けも容易だ。
このような感じで停車し、声を掛け、そのまま進んで長岡大橋方面へ、ということだ。

今どき、「車に乗せてあげようか」などと声を掛けられて、「はい、そうですか、ありがとう」と車に乗り込む子どもは、たとえ小学生でもいない。
本気で悪さを考えているのなら、家族の知り合いを装うとかするはずだ。
妙な言い方になってしまうが、「車に乗せてあげようか」は不審者としてはいかにも工夫のない低レベルな声掛けだ。
そう考えると、声掛けを成功させようと初めから考えていない愉快犯的な行為か?!
あるいは、見境なく、前後のことは考えられずに、衝動的に行ったものか?!
前者ならまだましだが、後者であれば重大な事件に発展してしまう可能性だってあるから怖ろしい。

中学生であれば、車のナンバーを確認するくらいのことはしてもらいたいと思うが、とっさのことであれば、機転が回らないのも無理もない。
ナンバ―を覚える際は、数字だけだと、結局捜査が進まないのではないか?!
対象車両が山ほどあるのだろうから、次から次へと起こる不審者事案を山ほど抱える警察にしても、捜査が困難だろう。
ナンバ―を覚えるのなら、[長岡 □ ○○-○○]とすべてを覚える訓練を、子どもたちにさせておくことなども必要か?!

投稿者 kasai : 2007年10月11日 06:20

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