新潟市では市民らおよそ120人がオーケストラを結成し、やかんや金属製のおもちゃなどを楽器に見立てて演奏するコンサートが開かれました。
このコンサートはことしの7月から新潟市で開かれていた芸術祭の閉幕に合わせて開かれたもので、新潟市中央区の会場には県内外から、2歳から68歳までのおよそ120人が集まり、オーケストラを結成しました。参加した人たちはそれぞれが楽器を持ち寄って演奏しますが、中には、やかんや金属製のおもちゃなどで演奏する人もいて、会場には様々な楽器が奏でる迫力のある音楽が鳴り響いていました。
中華鍋を持ってオーケストラに参加した、25歳の女性は、「楽器を持っていないのですがオーケストラに参加出来てよかったです。とても楽しく、気持ちよく演奏できました」と話していました。
また、コンサートを会場で聴いていた61歳の女性は「音楽の経験も楽器もバラバラでしたが、どこにもないような音楽が創造され、聞いていて楽しかったです。次はぜひオーケストラに参加したいです」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034325531.html?t=1356364279287