年末年始に新潟県から旅行に出かける人についての調査で、ことしは国内旅行に行くという人が前の年より減った一方で、年明けに長い休みが取れる人が多いことから、海外旅行に行く人が増える見通しとなっています。
北陸信越運輸局が新潟県内の旅行会社を対象に行った調査によりますと、今月29日から来月3日までの年末年始に、旅行に出かける人の予約状況は、国内旅行が前の年よりおよそ10%減った一方で海外旅行はおよそ20%増えています。海外旅行が増えた背景には、この年末年始は年明けの1月4日に休みをとれば9連休になる人も多いため、遠くに旅行しようという人が増えていることがあると見られています。旅行先は、台湾が最も多く、続いて韓国となっていますが、日中関係の悪化で、前の年は最も人気のあった中国への旅行は予約が激減し、日本旅行業協会によりますと、全国的に見ても前の年の3割ほどにとどまっているということです。代わって休みが長く取れることで、北米やヨーロッパが例年より人気だということです。一方、国内旅行では、東京を中心とした関東への旅行がほとんどで、ことし開業した「東京スカイツリー」が旅行先として人気を集めているということです。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034363631.html?t=1356364157174