★災害時の的確な情報提供が特派員の役割
新潟県中越地域で暮らす私達は、中越大震災以来、立て続けに幾度もの激甚災害を乗り越えてきました。
そして、その経験の中で得た教訓は、「災害時こそ共助が重要だ」ということではないでしょうか!?
災害時、各地の被害状況が異なる中、どこに?どのような?支援を向けるべきなのか!?を把握するのは、容易なことではありません。
また、限られた人数の行政職員に頼っていては、タイムリーな支援などできるはずがありません。
そこで、私達は、
災害時に各地の市民特派員の皆様から情報を提供していただき、それを“共助”(地域内の助け合い、市民同士の助け合い)へと結び付けていきたいと考えています。
★“普段使い”は情報共有の訓練
災害時に各地の情報を提供する…と一口に言っても、普段やっていないことを、災害時に的確に行うことなどできるはずはありません。
そこで、市民特派員の皆様には、”普段使い”をお願いしています。
日頃の生活の中で比較的容易に収集できる 、次のような種類の情報を、普段からご提供いただきたいのです。
【安全安心情報】
・交通事故、火災に関する情報 (たまたま遭遇した場合でOK)
・国道など主要な道路での渋滞情報
・子どもの通行を妨げ、危険度の高いと思われる工事ポイント
ほか、安全安心に関する情報なんでも
【地域活性情報】
・街の新しいお店
・街の注目のお店
・街の美味しいお店
・街のイベント情報
ほか、地域活性に関する情報なんでも
街ネタなど、災害には関係の薄い情報でも何でも構いません。
肝心なのは、情報共有実践の訓練をしておくということです。
それは、必ずや災害時にも 生き、的確かつ迅速な情報共有を、きっと実現できるはずです。
★ 提供いただいた情報は、適切に発信します。
提供いただいたい情報は、情報の種類を問わず、当方のサイトに適切に反映し、必要に応じて、一般市民会員に向けてメール配信します。
2012年2月10日現在集計
[長岡エリア]一般市民向け:18,044名,災害時要援護者向け:1,216名
[小千谷エリア]一般市民向け:1,397名
[さんとうエリア]一般市民向け:168名
情報共有会員総計 :20,825名
市民特派員の皆様から提供いただいた情報は、中越地域の住民2万人以上に発信されています。