気圧の谷が通過し上空に寒気が流れ込んだ影響で、県内は29日、全域で大荒れの天気となり、落雷によるとみられる火災や停電などの被害が相次いだ。新潟地方気象台は新潟市中央区で今冬初のあられを観測した。
29日午前10時半ごろ、村上市下鍛冶屋、会社役員、藤川成大さん(48)方で、落雷によるとみられる火災が発生し、天井や壁約6・8平方メートルを焼いた。村上署によると、エアコンやコンセントなどが焼損したほか、屋根に直径約30センチの穴があいたという。
また同40分ごろには、阿賀野市千原、農業、阿部勤さん(64)方でも、落雷が原因とみられる火災が発生し、木造一部2階建ての2階部分約53平方メートルを焼いた。
東北電力新潟支店によると、この日、長岡市や村上市などで計1778戸が停電した。落雷による電気設備の損傷などが原因とみられる。
JR東日本新潟支社によると、強風の影響で越後線の普通列車上下2本が運休となったほか、同線と信越、羽越両線で速度規制を行うなどした。
佐渡汽船によると、しけのため両津-新潟間のジェットフォイル計7便と寺泊-赤泊間の高速船上下2便が欠航した。
同気象台は引き続き強風や高波、落雷などに注意するよう呼び掛けている。
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