◇ブラシやシャンプー、力かけずに 根元からしっかり乾かして
パーマやヘアカラー、紫外線による髪のダメージを気にする人は少なくない。だが、花王総合美容技術研究所の杉野久実・主任研究員は「毎日の髪のお手入れが、傷みの原因になっているケースが意外に多い」と指摘する。
健康な状態の髪は、脂質で覆われたキューティクルがうろこ状に重なり合い、内部を保護している。ブラシやくしで整えるときに力が加わると、キューティクルがめくれ上がったり、はがれやすくなる。「ブラシが髪に引っかかったら、無理に引っ張らずに一度抜いて、目の粗いくしでとかしてください」と、杉野さんはアドバイスする。
日々のシャンプーも、髪に力をかけ過ぎないことが大切だ。「髪の汚れはシャンプーの泡と一緒に落ちるので、髪をこするような洗い方はしないで。地肌に泡が十分に行き渡るように心がけてください」。髪に負担をかけないように、滑りよく洗えるシャンプーを選ぶとよいという。
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ぬれた髪はキューティクルが軟らかくなり、傷つきやすい。ブラシの使用は必要最小限にとどめ、髪の絡まりを解く程度がよい。また、ぬれた状態のまま寝てしまうと、寝返りの摩擦で髪が傷む原因にもなるという。
髪のためには自然乾燥が望ましいが、スタイルが決まりにくい。杉野さんは「ドライヤーも上手に使えば、髪を傷める心配はありません」と話す。
ヘアスタイルを決めて長持ちさせるには、根元からしっかり乾かすのが鉄則。頭の後ろ側からドライヤーを当て、毛先に向かって風を流すイメージだ。手でシャカシャカと根元を揺らして乾かし、毛先は最後に。「毛先を中心にブローしがちですが、根元が乾いていないと形が崩れやすい」ため、要注意だ。
髪は表面温度が100度以上になると、変質して傷んでしまう。風の吹き出し口から10センチ以上離して使う。1カ所に熱を当てすぎないように、温風と冷風を切り替えたり、風量の多いドライヤーで熱を分散させることも大切だという。
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/life/20100930ddm013100182000c.html -gooニュース

