O157などの腸管出血性大腸菌感染症の全医療機関からの報告数が、8月2-8日の週は167例で、前週から9例増え、2週連続で増加したことが、国立感染症研究所感染症情報センターのまとめで分かった。感染研では、食肉の十分な加熱処理などによる食中毒の予防や、手洗いの励行などによるヒトからヒトへの二次感染の予防が重要と呼び掛けている。
同センターによると、腸管出血性大腸菌感染症の報告数は例年と同じく、5月中旬ごろから増え始め、6月7-13日の週には189例報告された。その後、一時は減少傾向になり、6月21-27日の週には91例にまで減ったが、6月28日-7月4日の週以降は毎週100件以上報告されている。
年明けから8月8日までの累積の報告数は1910例。これを都道府県別に見ると、三重(270例)が最も多く、以下は福岡(162例)、東京(157例)、愛知(138例)、大阪(96例)などと続いている。年代別では、10歳未満(509例)、10歳代(408例)、20歳代(296例)の順に多い。
■百日ぜきが3週ぶりに増加
百日ぜきの全国の小児科定点医療機関からの報告数は、8月2-8日の週は149例で、前週から35例増えた。報告数の増加は3週ぶり。
都道府県別では、兵庫(25例)が最多で、次いで東京(17例)、大阪(14例)、神奈川、福岡(各10例)などの順。
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