8日午前11時50分ごろ、糸魚川市和泉の県道で、雪かきをしていた男性ら2人がイノシシに襲われ、重軽傷を負った。直後に猟友会会員が雄のイノシシ(体長約125センチ、体重約70キロ)1匹を駆除した。同市は市民に注意を呼びかけている。
糸魚川署などによると、自宅前で神沢幸三さん(82)が雪かきをしていたところ、県道を歩いてきたイノシシから突然、両足のふくらはぎと左手をかまれ、重傷を負った。神沢さんの悲鳴を聞いて駆けつけた近所の北村謙至さん(66)も両足をかまれて軽いけがをした。
イノシシは約80メートル先の民家の裏に逃げ込み、雪壁で逃げ場を失ったところを駆除された。
同地域は山に囲まれており、昨秋はイノシシによる農作物被害が続発した。同市環境対策室の担当者は「雪のある冬にイノシシが山を下りてくることは珍しい」と話している。【黒田阿紗子】
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