自動体外式除細動器(AED)の輸入・販売大手「日本光電工業」(東京都新宿区)は20日、都庁で記者会見し、同社が販売したAEDが故障で緊急時に使用できず、女性が死亡する事例があったと発表した。AEDには部品故障を自己診断で検出するソフトウエアが内蔵されているが、診断対象外の部分が壊れていた。同社は、同様の不具合が出る可能性がある10万7309台を無料で改修するという。
同社によると、死亡したのは奈良県内の介護施設に入所していた80代の女性。今年4月15日に施設内で倒れ、周囲の人がAEDを作動させたが放電しなかった。その後、心臓マッサージによる蘇生(そせい)が試みられたが、回復しないまま同日死亡した。
作動しなかったAEDは米国の「カルディアック・サイエンス社」が製造し、日本光電工業が販売した「カルジオライフAED-9100」。類似機種のAED-9200、9231、1200の各機種を含め、ソフトウエアを変更する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091120-00000184-jij-soci-yahooニュース

