« 5/22 振り込め(オレオレ)詐欺被害の発生 | メイン | 不審電話:「新型インフルで金必要」県内で相次ぐ 県警、警戒呼びかけ »

地球環境の異変、カメラで訴え 世界の写真家結集へ

 地球規模で起きている環境の異変を写真の力で広く世界に訴えようと、新潟市西蒲区在住の環境写真家天野尚(たかし)さん(54)が「世界環境写真家協会(IEPA)」(事務局・新潟市)を設立した。写真家の目で「未来に伝えるべき自然風景」を選び、巡回写真展や音楽会との連携などを通じ、「新潟発世界」の環境保全活動の展開を目指す。

 天野さんは19歳から本格的に写真を始め、南米アマゾンやアフリカの熱帯雨林などを30年以上にわたり撮り続けてきた。約5年前からは、佐渡の原生林撮影などに力を入れ、昨年7月の北海道洞爺湖サミットでは、天野さんが佐渡で撮影した樹齢1000年を超える杉の巨木をとらえた作品が、晩さん会会場に飾られ、国内外の注目を集めた。

 芸術性よりも記録性を重視する「生態写真」を提唱。風景を構成する一木一草をコケの一つ一つまで克明に写し込みたいと、大判カメラを使用している。

 天野さんは、協会を設立した動機について、「30年前、20年前、10年前と見比べると、自然の姿が全く異なっている。環境の変化を視覚的に訴えることが必要だと思った」と語る。

 今年に入り、懇意の生態学者や映画監督、作家、アーティストなどに声をかけたところ、国内外の各界著名人約80人が賛同。ノーベル化学賞受賞者の野依良治さん、シンガー・ソングライター松任谷由実さん、佐渡出身の金工作家・宮田亮平さんといった面々が名前を連ねている。5月1日に一般社団法人として発足した。

 会員は、環境問題に関心や造詣(ぞうけい)の深い国内外の写真家が対象で、100人程度を見込んでいる。すでに約20人が会員となっている。

 協会の活動は、会員が写真家の目で「未来に伝えるべき自然風景」を選定・撮影し、「守るべき自然」として推薦。写真を見てもらうことで市民らの環境保全意識を高めてもらい、国や自治体には、植栽や電線埋設、看板撤去といった施策を提言する。

 国内外での環境写真巡回展の開催、写真集出版、写真の貸し出し、環境意識の高い音楽家とのコンサート共催などにも取り組む。運営資金は、環境問題に関心を持つ会員企業を募って賄う方針だ。

 天野さんは「例えば、美しいアマゾンの自然と、干ばつでピラニアが何百匹も死んでいる風景を見比べれば、言葉では伝わりにくい地球温暖化のリアリティーを感じてもらえる。100年後、200年後の子孫にも見てもらえる写真を残していきたい」と話している。

 問い合わせなどは同協会(0256・72・1082)へ。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20090523-OYT8T00001.htm-YOMIURI ONLINE

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://jmjp.jp/mt/mt-tb-jmjp.cgi/2843

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

災害時要援護者支援システムのご案内 学校ホームページの運営・支援のご案内

上記リンクをクリックした先で買い物をしていただくと当NPOに数%の手数料が入り、団体の活動費として活用されます。是非ともご協力ください。

About

2009年05月23日 09:31に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「5/22 振り込め(オレオレ)詐欺被害の発生」です。

次の投稿は「不審電話:「新型インフルで金必要」県内で相次ぐ 県警、警戒呼びかけ」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35