体外受精を実施する医療機関で、不妊治療の安全管理のためのマニュアルを整備している施設は4分の3にとどまることが15日、厚生労働省の調査で分かった。複数患者の受精卵を同時に扱わないことはほとんどの施設で徹底していたが、取り違え防止のため必ず複数の職員で確認する「ダブルチェック」は、約16%が未実施だった。
調査は、香川県立中央病院(高松市)での受精卵取り違え問題を受け、不妊治療費助成の指定施設564カ所に対し緊急に実施した。
不妊治療の安全管理について、器具への氏名記入など受精卵・精子・卵子の識別は555施設、複数患者の受精卵などの同時操作の禁止は558施設で徹底していた。
一方、ダブルチェックは88施設(15.6%)が未実施。マニュアルは145施設(25.8%)が無しと回答した。
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