◇「相談しやすい店に」
ATM(現金自動受払機)からの振り込め詐欺被害を2度も防いだとして、長岡署は22日、長岡市の北越銀行宮内支店の女性行員2人に感謝状を贈った。2人は「少しでも心配や疑問があったら、気軽に相談してほしい」と呼び掛けた。
被害を防いだのは、同支店の副支店長、駒形幸子さん(46)と事務係の青木順子さん(43)。今月14日、支店のATMコーナーを訪れた30代の女性客がインターホン越しに「急ぎの振り込みだけど、心配なので見てほしい」と青木さんに相談。女性は「民事訴訟裁判通達書」と記されたはがきを握りしめていた。振り込め詐欺ではないかと直感した青木さんは、駒形さんに応援を求めた。
駒形さんは昨年10月にも、200万円を振り込もうとした老夫婦を説得し、被害を防いでいる。2人の親身な応対に、女性は「早く50万円を納めないと、差し押さえに遭います」「このことは誰にも話さないように言われて」などと犯人から電話で指示された内容を明らかにした。
駒形さんは「声を掛けて逆に不快に思うお客さんもいるが、相談しやすい店の環境づくりが大切ではないか」と被害を防ぐ秘訣(ひけつ)を明かした。
長岡署は08年、72件、総額7101万円の被害届を受けた。被害額は県全体の12・3%に上る。感謝状を手渡した坂牧徳吉署長は「3度目に被害を阻止したら、支店までお礼にうかがわないと」と2人の連係プレーをたたえた。
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20090123ddlk15040120000c.html -毎日jp

