長岡市の栃尾表町を流れる西谷川で魚が大量死した原因は、上流の市立栃尾南小から排出されたプールからの下水だったことが30日分かった。同校教諭が環境マニュアルを守らず、河川への影響についても軽視したため、被害が発生。市教委は同日会見し、児童と近隣住民に謝罪した。
学校側の説明では、教諭3人が清掃準備のため28日夕に塩素系薬剤70~80キロをプールに投入。翌朝から排出したが、悪臭に気付いた教頭が、魚介類に影響を与えないよう定めた文科省の「学校環境衛生管理マニュアル」に従い中和剤の混入を指示した。
排水はこの時点で一時停止されたが、教諭は指示を失念したまま放流再開。高濃度の塩素剤が混じった下水約300立方メートルが川に流れ込んだ。教頭は中和剤を入れずに排水した事実を30日朝に把握したにもかかわらず、市に報告しなかった。
同校は、その後の市の調査で初めて、汚染源であることを知らされた。日下部文典校長は「安心・安全なはずの学校が地域に迷惑をかけ申し訳ない。児童には事実をきちんと伝え改めて、環境の大切さを教えたい」と謝罪。市の野口正巳教育部長は「各校に、早急に注意喚起する」と釈明した。
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