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学校の安全どう守る 付属池田小事件教訓に手引書

 大阪教育大(大阪府柏原市)の教授らが、学校での危機管理についての手引書「教師のための学校安全」(学習研究社、税込み1995円)を出版した。同大学付属池田小学校(同府池田市)で児童8人が死亡し、15人が負傷した01年6月の殺傷事件の教訓をふまえた内容で、4月から教員志望の学生向けの講義で教材に使っている。

 執筆者は、付属池田小の現校長と前校長ら同大学の教授と准教授の計4人。本は「学校安全と安全教育」「学校危機管理」「学校危機対応」の3部構成で95ページある。

 「学校危機管理」では、事件での付属池田小側の反省点として「組織的な避難誘導、救命活動、搬送処置が行えず、被害を最小限にくい止めることができなかった」ことを挙げた。負傷児童の搬送に教員が付き添えず、搬送先の病院を保護者に伝えるのが大幅に遅れたことや、事件後、学校からの説明や弔問が遅れたうえ、教員の心ない発言や行動が遺族を傷つけたことにも触れた。

 「学校安全と安全教育」では小学校低学年、高学年、中学校、高校の各段階での安全教育の進め方を提示。「学校危機対応」では、事件や事故の発生時に校長らが教職員に子どもの安全確保と警察や消防への通報を指示し、緊急放送で校内に状況を伝えるといった手順を紹介した。

 同大学は4月、教員免許の取得をめざす学生は必修の講義「学校安全」を始め、執筆者が講師を務めている。執筆者代表で同大学の学校危機メンタルサポートセンター長の小山健蔵教授は「学生に子どもたちを受け持つことの責任の重さを伝えたい。付属池田小の事件をきちんと知って問題点を整理して、危機管理を考える一歩にしてほしい」と話す。本は主に大教大生協で扱っている。
http://www.asahi.com/national/update/0518/OSK200805170097.html -asahi.com

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2008年05月18日 19:02に投稿されたエントリーのページです。

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