2030年に世帯主が65歳以上の高齢世帯が2005年の1・4倍となり、全世帯に占める割合も27・6%から39・0%へ大幅に増えることが14日、厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所の推計で分かった。中でも、75歳以上世帯は伸びが大きく2005年の2倍となる見込み。高齢者の1人暮らしも進み「6、7軒に1軒」は65歳以上の1人暮らしとなる見通しだ。
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/m20080315013.html -gooニュース
調査は、2006年12月に公表された「日本の将来推計人口」に基づき2030年までの世帯数の推移を推計した。
総世帯数は2015年の5060万世帯をピークに減少し、2030年は4880万世帯(2005年比26万減)となる。1世帯当たりの家族数は2005年の2・56人から減り続け、2030年には2・27人となる。
中でも高齢者世帯の伸びが著しく、2030年には、世帯主が65歳以上の高齢世帯は1903万世帯(2005年は1355万)。75歳以上の“超高齢世帯”は1110万世帯と、554万世帯だった2005年と比べ倍増する。
1人暮らしも目立ち、65歳以上世帯は2005年の387万に比べ1・86倍増の717万世帯。75歳以上は2・18倍増の429万世帯になる見通しで、高齢化社会の実情を改めて浮き彫りにした。
総世帯数でみた1人暮らし世帯は2005年は1446万世帯だが、2030年は1・26倍の1824万世帯。「一人親と子供」世帯は411万世帯が503万世帯に増える見込み。
同研究所は、1人暮らし世帯の増加理由について、「高齢者の1人暮らしが増えるだけでなく、若者世代の晩婚化や未婚化の進行に加え、離婚の増加や親子の同居率が低下しているため」と分析。また、「一人親と子供」世帯の増加については「大人になっても親と同居する“パラサイトシングル”が増える見込みのため」としている。

