国内最大級の活断層である糸魚川-静岡構造線断層帯(全長約150キロ)のうち、北部の約50キロ(長野県小谷村~松本市に至る)の断層がずれただけでもマグニチュード(M)8級の地震を起こす可能性が高いことが名古屋大学などの解析で分かった。
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20080311-567-OYT1T00118.html -gooニュース
政府の地震調査委員会は同断層帯についてM8級の地震を予測していたが、ずれる範囲は特定していなかった。同大は北部と残りの区間が連動した場合には、さらに規模の大きな地震となる恐れがあると指摘する。
同断層帯では巨大地震が1000~2000年前に発生した。研究チームは北部の55キロを歩き、地形を観察し、巨大地震1回における土地の隆起量を1キロ弱おきに調べた。
その結果、隆起は約0・5~5メートル強の幅で確認されたが、特に長野県白馬村や池田町の周辺は5メートル前後と大きく隆起していた。これは地下の断層のずれの量で見ると12メートルに達する。各地点のずれ量から、北部の断層が一気にずれた場合の地震の規模はM8・3程度と推定した。

