生後4カ月の次男を虐待し、意識不明の重体にしたとして、奈良県警捜査1課などは10日、奈良市月ケ瀬尾山の無職、松本一也容疑者(29)と妻の琴美容疑者(21)を殺人未遂容疑で逮捕した。
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調べでは、両容疑者は07年12月~今月9日、自宅で日常的に次男の顔を平手で殴ったり、あごや脇腹を強くつねるなどの暴行を加えたうえ、両太ももや肋骨(ろっこつ)を骨折させるなどの重傷を負わせた疑い。
次男は9日朝に心肺停止状態になり、一也容疑者がタクシーで三重県名張市内の病院に運んだ。その後、呼吸は戻ったが現在も意識不明のまま。病院側の連絡で、虐待が発覚した。次男の体にはつねられた跡が十数カ所あった。
調べに対し一也容疑者は「ストレスがあり、子どもが泣いた時に暴力をふるった。よく泣く次男を疎ましく思っていた」と供述。琴美容疑者は「顔を平手でたたいたが殺すつもりはなかった。夫の暴力を止められなかった」と話し、殺意を否認しているという。
県警は双子の長男にもつねられた跡が十数カ所あることから、関連を調べる。両容疑者には長女(1)もいるが、外見上は虐待された跡はないという。
県中央こども家庭相談センターや奈良市によると、次男に関する相談はなかった。センターは長女と長男を県内の児童養護施設に保護し、長男は病院で診察を受けているという。

