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おむつ交換台、乳児転落が推計100件…警告表示徹底せず

 デパートや駅のトイレなどに設置されているおむつ交換台で乳児の転落事故が相次いでいる問題で、これまでに大手メーカーが公表した計9件以外に都内だけで約20件の事故が発生していることがわかった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080211-00000005-yom-soci

 大半が保護者が目を離した間に起きたとみられる。経済産業省は2006年以降、全国で100件以上の事故があったと推計し、メーカーに対して販売先への警告ステッカー配布を徹底するよう指導した。
 東京消防庁では06年4月~昨年11月、都内で少なくとも12件の事故発生を把握しているが、いずれも昨年10月にメーカーが公表した9件とは別だった。このほか同じ期間に、病院搬送時には「ベビーシート」などと記録されているが、状況からおむつ交換台と推測される事故も約10件あった。このうち3件は経産省が注意喚起を始めた昨年8月以降に起きていた。
 事故の大半は頭側の縁が低いタイプの製品で発生。保護者が手を洗ったりしている間に、生後8~12か月で動きの活発な乳児が足で台をけってずり上がり、頭から転落するケースが目立った。おむつ交換台は床から70~80センチの高さがあり、頭の骨を折った事故も起きている。
 現在販売されている製品は転落防止のため縁を高くしているが、「事故多発型」は現在も約4万5000台が設置されている。
 おむつ交換台は「業務用製品」と位置づけられ、専ら家庭で使用されるものとは違い、メーカーに国などへの事故報告は義務付けられていない。保護者が自責の念にかられて、メーカーに連絡しないことも多く、事故情報は十分に集約されていないという。
 同省は昨年6月、被害者の親からの通報で事故が起きていることを知り、おむつ交換台の大半を販売するTOTO(福岡)とコンビウィズ(東京)に再発防止策を求めた。両社はこれを受けて、販売先の施設などに「子供から目を離さない」などと書かれた警告ステッカーの配布を始めた。
 しかし、流通経路が複雑でなかなか徹底しないうえ、ステッカーも見てくれが良くないと思いのほか不評。ステッカーの張り付けを渋る施設が多く、昨年末の段階では空港や駅でさえ大半でステッカーは張られていなかった。
 同省製品安全課では、「都内の発生状況からみて全国では100件以上の事故が起きていると推計される」としており、先月下旬にステッカー配布を急ぐよう両社を指導。JR各社などにも張り付けの徹底を要請した。同課では、「製品自体に欠陥があるわけではなく、大半の事故は保護者の目配りで防止できるはず」と、注意を呼びかけている。

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2008年02月11日 17:10に投稿されたエントリーのページです。

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