学校で相次いで問題となっているインターネットやメールを使ったいじめ問題に対処しようと、全国webカウンセリング協会の安川雅史・理事長(42)が25日、松山市三番町5のえひめ共済会館で「大人は知らない『ネットいじめ対処法』」をテーマに講演会を開いた。集まった約100人の参加者らは、具体的ないじめの手口や予防法について熱心に聴き入っていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071126-00000198-mailo-l38
会場では、子どもが持っている携帯電話が、陰湿ないじめや有害情報につながる危険性を説明。友人になりすまして悪口や嫌がらせをする「なりすましメール」の実態や、特定生徒の画像を不特定多数にばらまく「チェーンメール」が、既に子どもらの間では日常的なものであると話した。
また中高生らが、自分の顔やメールアドレス、電話番号など個人情報を無防備にさらしていると警告。ネット上にある広告サイトや「星占い」など遊び半分で入力した情報が、業者の間では高値で売り買いされている実情があるという。安川さんは「女子生徒のプロフィルなどは、ロリコンの男性なども多数閲覧している。援助交際などの温床にもなっている」と指摘。有害情報を制限する「フィルタリング」で危険を減らせると説明した。
同協会によると、06年度にインターネット上の中傷について全国の警察に寄せられた相談件数は8037件(5年前の約3・5倍)。今年7月に神戸市須磨区の私立高校3年生が自殺した事件では、同級生らが被害者の下半身の写真や悪口を掲載したサイトを作成していたことが判明。同3月には奈良市内の男子中学生2人が女子生徒に500通以上の嫌がらせメールを送って書類送検された。また6月には、栃木県内の女子中学生が体操着をまくられた姿を携帯電話のカメラで撮影され、画像を同級生34人に送られる事件も起きている。

