中越沖地震で地盤が液状化し、マンホールの隆起や陥没などが相次いだ柏崎市で、被害個所が道路除雪の障害になるとの懸念が高まっている。同市では本格的な降雪期を前に復旧工事を進めているが、新たな陥没も続いている。同市は「雪の時期までに直し切れない場所も出てきそうだ。除雪も慎重に行う必要がある」と頭を悩ませている。
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=62887 -新潟日報
同市維持管理課によると、除雪の委託を受ける建設業者が10月末までに市道の被害を調査。同課の22日までのまとめでは、マンホールの隆起やガス・水道のバルブを埋設した個所の段差など除雪の障害になりそうな被害個所は1200カ所以上あった。
県柏崎地域振興局によると、県道については個所数は集計していないものの、同様の被害が出た区間の総延長は約10キロだったという。
また地震後、新たに発生した路面の陥没は市全体で500―600件。「陥没が続いている場所もあり、埋め戻しても次々に対応に追われる。凹凸部に圧雪が残り、除雪の障害になる可能性が高い」と同課では話す。
消雪パイプもこれまでの点検で、県道と市道計79カ所で井戸や配管の破損が確認された。被害個所が使用不能という訳でなく、復旧も進められているが、同振興局は「被害全体の把握は難しい。今後使用できない路線が見つかることも予想される」と説明する。
同市維持管理課の徳永忠正課長は「この冬の除雪は時間がかかり、きれいに除雪できない個所が多く発生することが予想される。積雪時の運転には特に注意してほしい」と話している。

