[ カテゴリー:子育て ]

夏休みゲーム夢中の子供 どう管理

 夏休み!外で遊んでほしいけど…子どもはゲーム三昧、ハマりすぎると“負の連鎖”も 作っておきたい「使用ルール」

夏休みが始まり、子どもが家にいる時間が増えたことによる親の心配事といえば、「子どもがスマートフォンやゲーム機を使いすぎてしまわないか」だ。スマホやタブレットなどのメディアを避けることができない今、依存しすぎないためにはどう向き合えばよいだろうか。

デジタル端末は「学習」のツールに
夏休みの宿題の定番は「夏休みの友」だが、いまは冊子の宿題に加えてパソコンでも課題が出ている。

長崎市の小学校では夏休み中はパソコンを持ち帰り、自宅で宿題をしたり、予習・復習ができたりする。キーボードをまだ使えない低学年でもタッチペンで操作できる。

長崎市の小学1年生・河浪千智ちゃん:
タイピングするのが楽しい。ゲームみたい。

千智ちゃんの母親・涼子さん:
ゲーム感覚でするのがある。ずっとしたがって音も出るから楽しいみたい。

文科省が進める「GIGAスクール構想」により、2021年度から公立の小中学校では1人1台のパソコンが配布され、日頃からオンライン授業などで活用されている。

世界ではタブレットなどを「学習」で利用するのが一般的だが、日本では「娯楽」で使うことが多く、国際的な調査で最下位と後れをとっている。

長崎市教育研究所 指導主事・野口幸一さん:
親世代はスマホやタブレットは「遊び」に使うものだという観念があるが、「学習」にも使えることを大人もわかっていかなければいけない。

インターネットとどうつきあうか
課題は「インターネット」の利用方法だ。学校のパソコンは学習以外での利用は禁止されているが、チャットをしたり、ネット掲示板に書き込んだりするケースが報告されている。

長崎市教育研究所 指導主事・野口幸一さん:
(保護者から)「不適切なサイトにアクセスしないか」「使う時間を制限できないのでは」と言われるが、それ以上にそういう環境の中でも自分で調整しながら使っていくことがこれから大事になってくる。ただそれでも危ない場合はフィルタリング(制限)で子どもを守る。

学校のパソコンは市や町の教育委員会が一括で遠隔管理していて、長崎市ではPTAなどと協議した上で、有害サイトへのアクセス制限やYouTubeの閲覧を夕方5時までにするなどの「フィルタリング」を設定している。トラブルを避けるだけではなく、どう付き合うかを学ぶことがいま、求められている。

千智ちゃんの母親・涼子さん:
当たり前の時代だからこれをしないとついていけなくなる。主人と話し合ったのは「時間を決める、タイマーをつけて音がなるようにする」、「終わったら見えないところに片づけて」制限をしていこうと。

「ペアレンタルコントロール」を
一方、夏休みに入って自由な時間が増えるといつも以上に触れてしまうのがスマートフォンやゲーム機だ。ついつい夢中になってしまう子どもたちが多くないだろうか。

6年生の保護者:
時間がきたらからピタっとやめなさいというのも言ってもきかない、ケンカにもなる。

6年生の保護者:
ご飯に降りてこないとか、お風呂に入ってというときに来ないので怒ったりすることもある。

こうした悩みを持つ親子を対象にした「メディア講習会」がこのほど長崎市内で開かれた。長崎県メディア安全指導員はゲームにのめり込みすぎると、「負のスパイラル」にはまる危険性があると指摘する。

長崎県メディア安全指導員・町田雅隆さん:
オンラインゲームにはまり、生活の中心がゲームになって普通の生活が送れなくなる状態を「ゲーム障害」という。ゲームをしたいからずっとする、ずっとしたら前頭葉が発達しない、発達しないからまたやってしまう。

子どもは脳の機能が未発達なため、欲求を抑える働きが弱く、長時間のスマホやゲーム機の使用で前頭葉の発達が悪くなり、ゲームにさらに依存する悪循環に陥るという。目の疲れから体調不良につながるケースがあることも無視できない。

――ゲームは楽しいですか? 

児童(6年生):
そりゃそうじゃないですか。買ってしまえばずっとできるから。

児童(6年生):
クリアした時の快感、みんなでできることも楽しい。

指導員の町田さんは、子どもがゲームやスマホにはまりすぎないようにするためには、保護者による「ペアレンタルコントロール」が必要だと勧めている。

長崎県メディア安全指導員・町田雅隆さん:
子どもはまだ小さいので、親が一緒に話す中で子どもにしっかり目標を持たせることが大切。使用目的・内容に応じてフィルタリング(制限)を決めたり、ペアレンタルコントロールを有効に活用してほしい。

「ペアレンタルコントロール」とは、「保護者による管理」のことで、まずは、子どものゲームやスマートフォン、タブレットなどの利用状況を保護者が正しく把握すること。

またスマホやゲーム機は使用時間を調整、制限したり「課金」管理したり、ネットワークの利用を制限したりすることなどもできる。スマホの設定方法が分からない場合は、販売店に相談すれば設定してもらえるサービスもある。

子どもがスマホやゲーム機などに触れる時間が増える夏休み。子どもの年齢や発達に合わせて、今一度親子で使用ルールを見直したり、家族でメディアと上手に関わる方法を一緒に考えることが大切だ。
(テレビ長崎)

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夏休みゲーム夢中の子供 どう管理

 夏休み!外で遊んでほしいけど…子どもはゲーム三昧、ハマりすぎると“負の連鎖”も 作っておきたい「使用ルール」

夏休みが始まり、子どもが家にいる時間が増えたことによる親の心配事といえば、「子どもがスマートフォンやゲーム機を使いすぎてしまわないか」だ。スマホやタブレットなどのメディアを避けることができない今、依存しすぎないためにはどう向き合えばよいだろうか。

デジタル端末は「学習」のツールに
夏休みの宿題の定番は「夏休みの友」だが、いまは冊子の宿題に加えてパソコンでも課題が出ている。

長崎市の小学校では夏休み中はパソコンを持ち帰り、自宅で宿題をしたり、予習・復習ができたりする。キーボードをまだ使えない低学年でもタッチペンで操作できる。

長崎市の小学1年生・河浪千智ちゃん:
タイピングするのが楽しい。ゲームみたい。

千智ちゃんの母親・涼子さん:
ゲーム感覚でするのがある。ずっとしたがって音も出るから楽しいみたい。

文科省が進める「GIGAスクール構想」により、2021年度から公立の小中学校では1人1台のパソコンが配布され、日頃からオンライン授業などで活用されている。

世界ではタブレットなどを「学習」で利用するのが一般的だが、日本では「娯楽」で使うことが多く、国際的な調査で最下位と後れをとっている。

長崎市教育研究所 指導主事・野口幸一さん:
親世代はスマホやタブレットは「遊び」に使うものだという観念があるが、「学習」にも使えることを大人もわかっていかなければいけない。

インターネットとどうつきあうか
課題は「インターネット」の利用方法だ。学校のパソコンは学習以外での利用は禁止されているが、チャットをしたり、ネット掲示板に書き込んだりするケースが報告されている。

長崎市教育研究所 指導主事・野口幸一さん:
(保護者から)「不適切なサイトにアクセスしないか」「使う時間を制限できないのでは」と言われるが、それ以上にそういう環境の中でも自分で調整しながら使っていくことがこれから大事になってくる。ただそれでも危ない場合はフィルタリング(制限)で子どもを守る。

学校のパソコンは市や町の教育委員会が一括で遠隔管理していて、長崎市ではPTAなどと協議した上で、有害サイトへのアクセス制限やYouTubeの閲覧を夕方5時までにするなどの「フィルタリング」を設定している。トラブルを避けるだけではなく、どう付き合うかを学ぶことがいま、求められている。

千智ちゃんの母親・涼子さん:
当たり前の時代だからこれをしないとついていけなくなる。主人と話し合ったのは「時間を決める、タイマーをつけて音がなるようにする」、「終わったら見えないところに片づけて」制限をしていこうと。

「ペアレンタルコントロール」を
一方、夏休みに入って自由な時間が増えるといつも以上に触れてしまうのがスマートフォンやゲーム機だ。ついつい夢中になってしまう子どもたちが多くないだろうか。

6年生の保護者:
時間がきたらからピタっとやめなさいというのも言ってもきかない、ケンカにもなる。

6年生の保護者:
ご飯に降りてこないとか、お風呂に入ってというときに来ないので怒ったりすることもある。

こうした悩みを持つ親子を対象にした「メディア講習会」がこのほど長崎市内で開かれた。長崎県メディア安全指導員はゲームにのめり込みすぎると、「負のスパイラル」にはまる危険性があると指摘する。

長崎県メディア安全指導員・町田雅隆さん:
オンラインゲームにはまり、生活の中心がゲームになって普通の生活が送れなくなる状態を「ゲーム障害」という。ゲームをしたいからずっとする、ずっとしたら前頭葉が発達しない、発達しないからまたやってしまう。

子どもは脳の機能が未発達なため、欲求を抑える働きが弱く、長時間のスマホやゲーム機の使用で前頭葉の発達が悪くなり、ゲームにさらに依存する悪循環に陥るという。目の疲れから体調不良につながるケースがあることも無視できない。

――ゲームは楽しいですか? 

児童(6年生):
そりゃそうじゃないですか。買ってしまえばずっとできるから。

児童(6年生):
クリアした時の快感、みんなでできることも楽しい。

指導員の町田さんは、子どもがゲームやスマホにはまりすぎないようにするためには、保護者による「ペアレンタルコントロール」が必要だと勧めている。

長崎県メディア安全指導員・町田雅隆さん:
子どもはまだ小さいので、親が一緒に話す中で子どもにしっかり目標を持たせることが大切。使用目的・内容に応じてフィルタリング(制限)を決めたり、ペアレンタルコントロールを有効に活用してほしい。

「ペアレンタルコントロール」とは、「保護者による管理」のことで、まずは、子どものゲームやスマートフォン、タブレットなどの利用状況を保護者が正しく把握すること。

またスマホやゲーム機は使用時間を調整、制限したり「課金」管理したり、ネットワークの利用を制限したりすることなどもできる。スマホの設定方法が分からない場合は、販売店に相談すれば設定してもらえるサービスもある。

子どもがスマホやゲーム機などに触れる時間が増える夏休み。子どもの年齢や発達に合わせて、今一度親子で使用ルールを見直したり、家族でメディアと上手に関わる方法を一緒に考えることが大切だ。
(テレビ長崎)

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寝相悪い子 脳が休めている証拠

 子ども“寝相悪い” ←実は良いことなんです! 専門家「脳が休まっている証拠」「無理な矯正はNG」

エアコン無しにはとても眠れないこの季節。暑い中でもより快適に眠る方法を模索する毎日ですが、ふと睡眠に関して気になったのは「大人になってから寝相が良くなった」ということです。子どもの頃はいつの間にか布団を蹴飛ばしていたり、布団に対して並行に寝ていたり、ベッドから転げ落ちたりすることがよくありました。ですが大人となった今はどれだけ寝苦しい夜にも、目覚めたときに寝相がひどく変わっていることはあまりありません。

なぜ子どもは寝相が悪くなりがちなのでしょうか? 睡眠研究のパイオニアとして知られる『一般社団法人 日本睡眠改善協議会』の理事長、白川修一郎先生に話を聞きました。

子どもの寝相が悪い理由として「脳がしっかり休めている証拠」と白川先生は言います。

「人の睡眠は『レム睡眠』と、『ノンレム睡眠』に分けることができます。このノンレム睡眠の中でも特に深い眠りを“徐波睡眠”と呼び、大脳が休んでいる状態となります。小さな子どもはこの徐波睡眠の時間が大人に比べて長く、また、睡眠中の姿勢を制御する前頭葉と前頂葉が未発達なため寝相が悪くなります」(白川先生)

睡眠の状態が悪いと徐波睡眠が少なくなり、大脳が深く休息しないため寝相が良くなります。寝相が悪いというのは脳がしっかり休めているということなので、寝相が悪い子どもの方が安心ということだそうです。

その上で、子どもの寝相が悪いからといって無理に矯正しようとするのはNGとのこと。

「子どもの成長や脳神経系の発達に関与する成長ホルモンは、大部分が睡眠中に分泌されます。子どもの成長ホルモンの分泌量は25歳以上の成人の3~4倍です。成長ホルモンの分泌は、徐波睡眠の出現にほぼ同期します。寝相を矯正するために睡眠を妨害すると、徐波睡眠の出現も途絶えて、成長ホルモンの分泌も減少します。そのため、子どもの寝相を矯正するのは望ましくないのです」(白川先生)

では、寝相が良くなり始めるのは何歳ごろなのでしょうか。白川先生は「10歳くらいが目安です。前頭葉と動作を制御する頭頂葉の発達が大人に近くなり、睡眠中も姿勢を制御できるようになっていきます」としながらも、「夏は寝具との接触面の温度と湿度が上がりやすく、不快な状況を避けるために寝返りが増えます。行動性体温調節による反射的な行動です。ティーンエイジャーでも発汗の多い人、例えばアスリートなどは寝返りが多くなり寝相が悪くなるので、何歳くらいまでで寝相が改善する……と言い切るのは難しいです」と、体質などによって寝相が悪い状態が長く続く可能性についても語りました。

☆☆☆☆

白川先生いわく「大人でも深酒をすると前頭葉と頭頂葉の機能が低下し、睡眠中の姿勢制御ができなくなり、寝相が悪くなります」とのこと。さらに飲酒は睡眠の質を低下させ、脳をしっかり休ませることができないため注意が必要です。
(取材・文=宮田智也)

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子どもを抱っこして自転車に乗ることは危険です-転倒や転落により子どもが頭部に重篤なけがをすることも- くらしの危険371

 子どもを抱っこして自転車に乗ることは危険です-転倒や転落により子どもが頭部に重篤なけがをすることも- くらしの危険NO371

子どもを抱っこして自転車に同乗させているときに転倒したり、子どもが転落してけがをしたという事故が起きています。自転車に同乗させるには、幼児用座席を使用するか、おんぶしなければならず、抱っこして同乗させることは道路交通関係法令にも違反します

消費者へのアドバイス
事故を防ぐためには…
子どもを抱っこして自転車に同乗させることはやめましょう
転倒したり子どもが転落した場合、子どもの頭部などに重篤なけがを負うおそれがあり危険です。
道路交通関係法令にも違反しますのでやめましょう。幼児用座席を使用可能な年齢に達した子どもには、ヘルメットを着用させ、幼児用座席を使用して同乗させるようにしましょう。

子どもをおんぶして安全に自転車に同乗させることは困難です
おんぶして同乗させることは道路交通関係法令で認められていますが、おんぶできる首すわり後でも、1歳未満の子どもを対象とした自転車用ヘルメットは市販されておらず、安全に同乗させることは困難です。

自転車乗車時のおんぶを禁止している抱っこひもや自転車もありますので、取扱説明書をよく確認しましょう
おんぶにも対応できる抱っこひもでも、自転車乗車時の使用を禁止しているものがあるほか、自転車によっては子どもをおんぶして乗車することを禁止しているものもあります。取扱説明書をよく確認して正しく使用しましょう。

こんな事故が起きています
「医療機関ネットワーク※1」には、2017年4月から2022年9月末日までに、
抱っこして自転車に同乗させた子どもがけがをした事故情報が32件寄せられています。

ケース1:転倒
保護者が自転車で抱っこひもを装着して走行中に転倒した。保護者は抱っこひもに子どもを対面抱っこでゆっくりと走行。風にあおられた際に自転車が右に倒れ、保護者は前のめりに倒れた。地面はコンクリート。とっさに保護者が子どもの後頭部を抑えたが、抑えきれず右頭部を打撲した。子どもは頭部打撲後すぐに泣いた。受診日に子どもの活気は見られたが、後頭部に陥没あり。頭蓋骨骨折で7日間入院となった。
(事故発生年月:2022年2月、7カ月・男児)

ケース2:転落
抱っこひもで子どもを抱っこして、保護者が自転車を運転していた。子どもには厚手の洋服を着せていたため少し抱っこひもを緩めていた。歩道から車道に出る段差を通った際に、おそらく子どもが抱っこひもの横から転落した。前を見て運転していたため落ちた瞬間は見ていなかったが、すぐに気づいた。子どもはうつぶせで道路に倒れて泣いており、抱っこして抱っこひもに入れたら泣き止んだが、帰宅後に不機嫌と前額部血腫があり受診。頭頂骨骨折、硬膜外血腫、鎖骨骨折があり集中治療室に入院した。 
(事故発生年月:2022年1月、5カ月・女児)

消費者へアンケート調査を行いました
実施時期:2022年9月 実施方法:インターネットアンケート 対象人数:1,000名
調査対象:全国の18~69歳の男女で、過去3年以内に子どもを抱っこひも等を使って自転車に同乗させたことがあり、その頻度が週1日以上であった人

抱っこまたはおんぶでの自転車への同乗について
▶自転車に同乗させた目的で最も頻度が高いのは
「幼稚園、保育園への送迎」でした
▶同乗させた方法で最も多いのは「抱っこ」で
その理由は「幼児座席の対象年齢未満であったから」でした
▶おんぶではなく抱っこをした理由で最も多いのは
「おんぶをすることが難しい」という回答でした
▶抱っこして同乗させた人の半数以上は
法令違反となることを認識していました

事故の経験について
▶6割近くの人が転倒したり子どもが転落した、そのおそれがあったと回答しました
▶けがの内容の多くは頭蓋内損傷や足の骨折 などでした
▶けがをした子どもの年齢で最も多かったのは1歳未満でした

再現テストを行いました  腰ベルト付き抱っこひもで子どものダミー人形(3カ月児相当/身長 60 ㎝・体重4㎏)を抱っこして自転車に乗りました。

抱っこした状態では・・・ 
子どもを抱っこしていると、運転者の足元の視界が妨げられます
また、腕やハンドルが子どもに当たり、ハンドル操作がしづらくなります
足元の視界が妨げられる 腕やハンドルが子どもに当たる
幼児用座席にも子どもを乗せた状態ではバランスをとりづらく、転倒のリスクも高まります

抱っこひもの装着が緩いと・・・
運転者の大腿部やひざにより子どもが持ち上げられ、抱っこひもの隙間から転落するおそれがあります

転倒した場合や転落しそうな場合、とっさに子どもをかばったり支えたりすることは難しく、子どもの頭部等が路面に打ち付けられ、重篤なけがを負ってしまうおそれがあります

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親のカードでオンラインゲームに高額課金!

 親のカードでオンラインゲームに高額課金!

事例
小学生の息子が、家族共用のタブレット端末で、オンラインゲームの有料アイテムを数日間のうちに次々に購入し、総額150万円以上も課金していた。タブレット端末には、父親のクレジットカード情報が登録されたままになっており、子どもが使う際も、利用できるようになっていた。(当事者:小学生 男児)

ひとことアドバイス
親が知らない間に子どもが無断でオンラインゲームに課金してしまったという相談が多く寄せられています。
スマートフォンやタブレット端末などにクレジットカード情報を登録したままにしておくと、子どもが端末使用時に自由に課金できてしまいます。保護者は、カード情報を削除しておくなど、クレジットカードの管理を適切に行いましょう。
クレジットカードの利用ごとにメール等で通知されるよう設定し、日ごろから状況を確認しましょう。
子どもが使う端末ではペアレンタルコントロール等を利用し、購入・支払いなどの制限をかけることも有効です。
困ったときは、すぐにお住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットライン188)。
本情報は、都道府県等の消費者行政担当部署等からの情報をもとに編集・発行しています。

全国の消費生活センター等の相談窓口

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子ども服のフードで窒息、ひもで転倒…。かわいいだけで選ばず、仕様・デザインに注意!【専門家】

 子ども服のフードで窒息、ひもで転倒…。かわいいだけで選ばず、仕様・デザインに注意!【専門家】

子ども服の仕様によって、子どもが大けがすることがあるのを知っていますか。とくにひも・リボンやフードがついている衣類は危険です。子どもの事故に詳しい、小児科医 山中龍宏先生と、「子ども服の安全性向上プロジェクト」で活動する、NACS標準化を考える会代表・田近秀子さんに危険な子ども服や事故の事例について聞きました。

子ども服にもJIS規格「JIS L4129(よいふく)」があります
2015年、子ども服にもJIS規格が制定されました。JIS規格とは、消費者が安心して製品を購入・利用できるようにするための国内の統一基準です。

「子ども服のJIS規格は消費者の声を受けて制定されていて、覚えやすいように『JIS L4129(よいふく・よい服)』となっています。とくに衣類についたひもやリボンが、遊具などに引っかかった拍子に首が絞まったり、転倒したりして危険なため、JIS規格では頭や首回りから垂れ下がるひもや、背中のひも(リボン)などはつけない基準が設けられました」(田近さん)

「洋服のひもが自転車にひっかかった」 など、子どもたちから報告が
「子ども服についているひもやリボンが危険!」と言われてもピンと来ないママ・パパもいると思います。しかし、ひもつきの服を着ていてヒヤッとしたことがある子どもたちは意外と多いそうです。

「以前、子どもたちに聞き取り調査をしたことがありますが、小学生の子どもたちからは
●学校の机に、洋服のひもが引っかかって転んだことがある
●ズボンのひもを自分で踏んで転びそうになった
●自転車に乗っていたとき、ジャンパーのひもが自転車に引っかかって転びそうになった
などの声が聞かれました。調査時にそばにいた保護者たちの中には『そんなことあったの?  初めて聞いた!』と驚いている人もいました。

乳幼児では、遊具にひもがひっかかったり、友だちにひもやリボンを引っ張られて転んだりする危険性があります。またズボンの裾(すそ)にひもがついていたりすると、電車のドアにはさまる危険性もあるでしょう。
こうした事故を防ぐには、ママやパパが意識して、事故につながるリスクのある、垂れ下がったひもやリボンがついていないデザインの服を選ぶことが大切です」(田近さん)

フードはJIS規格対象外。だけどフードが原因で、4歳児の首が絞まる事故が発生
前述の子ども服に制定されたJIS規格では、頭や首回りから垂れ下がっているひもや背中についているひも、リボンなどはつけない基準が設けられていますが、パーカなどのフードはJIS規格対象外です。しかし山中先生は、パーカなどのフードも危険と言います。

「以前、4歳の女の子で、パーカのフードがドアの取っ手に引っかかって首が絞まる事故が起きています。
とにかく子どもの首の回りにひもやフードあるのは危険と覚えておいてください。万一の場合は、窒息死することもあります」(山中先生)

4歳の女の子の事故については、日本小児科学会 傷害速報でも報告されています。事故の概要は次のとおりです。

玄関の外に出ようとした女の子のフードが、内ドアの取っ手に引っかかり首が絞まる
2012年3月、4歳9カ月の女の子が着ていたパーカのフードで、首が絞まる事故が起きています。
事故当日は日曜日で、女の子は家族で自宅にいて、午後1時30分ごろ、1人で玄関を出て外へ。10分後、ママが様子を見に行くと、女の子はドアの外にいるものの、内ドアの取っ手の下部分にパーカのフードが引っかかっており、女の子が泣いていたため急いでドアを開けて、パーカを脱がせました。パーカの首元が女の子の首に巻きついていた状態です。

パーカを脱がせて助け出したところせきをし始めました。そのとき、口唇の色は黒ずんでいました。1時45分ごろ、受診先を探したものの近隣で診てくれる医療施設がなく、1時間後に受診できました。
目のまわりにうっ血斑、首の前方に線状の皮下出血が認められ1日入院。とくに状態の悪化が認められなかったため、翌日には退院となりました。

水筒のひもが遊具に引っかかり、5歳児が失神
山中先生は、こうした事故は衣類だけ注意すれば防げる訳ではないと言います。

「水筒、肩かけのポシェット・カバン、自転車用ヘルメット、帽子などの小物類も含めて首の回りのひもやリボンは危険という認識が必要です。
2020年には、水筒を身につけたまま幼稚園園庭の遊具で遊んでいた5歳の女の子が、水筒のひもが遊具に引っかかり、首をつった状態になり失神する事故が起きています。
こうした事故を防ぐには、衣類だけでなく小物類にも注意して、公園で遊ぶときなどは、子どもには水筒やヘルメット、カバンなどは持たせないことが大切です」(山中先生)

5歳の女の子の事故についても、日本小児科学会 傷害速報で報告されています。事故の概要は次のとおりです。

幼稚園のお迎えの一瞬で、事故が発生! 遊び慣れた遊具で首をつった状態に
2020年、幼稚園にママが迎えに来て、下の子のお世話をしている間、5歳4カ月の女の子が、通園リュックサックと水筒を身につけたまま、1人で園庭の遊具で遊んでいました。
高さ1m30cmの遊具から降りようとしたとき、水筒のひもが遊具に引っかかり、首をつった状態になり、女の子は1分ほどもがいたあとに失神しました。園庭に設置されていた防犯カメラの記録を見ると、女の子は2分ほど首をつった状態だったと推測されます。
園庭にいた数名の子どもたちが気づき、速やかに救助され、女の子は1分ほどで意識を回復。自家用車で医療機関を受診し入院しました。経過良好のため2日で退院しています。

「暑くなると熱中症対策で、外に行くとき水筒を持って行く子は多いので、こうした事故事例をひとごととは思わないでください」(山中先生)

また田近さんは、コロナ禍でショッピングをしに外出する人が減った一方、ネットショッピングやフリマサイトなどを利用する人が増えたことを危惧(きぐ)しています。

「ひもやリボンがついた危険な子ども服は、百貨店や小売店では見かけなくなりましたが、ネット通販やフリマサイト、手作りサイトなどではいまだにJIS規格に適合していない危険な子ども服が販売されています。子ども服を選ぶときは“かわいい”だけで選ばずに、安全性を十分確認してください」(田近さん)

協力/NACS標準化を考える会、公益社団法人 日本小児科学会、取材・文/麻生珠恵、ひよこクラブ編集部

ひもやリボンによるヒヤッと体験は、小さなものも含めるとかなり多いのではないかと考えられます。暑くなってくると、公園などに行くときは子どもに水筒を持たせたり、ひもつきの帽子をかぶせるママ・パパもいるでしょうが、事故のリスクをあらためて考えて、子どもの衣類や小物類などを見直してください。

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

監修者
【小児科医】山中龍宏 先生
PROFILE:緑園こどもクリニック 院長
1974年東京大学医学部医学科卒。 東京大学医学部小児科講師、焼津市立総合病院小児科科長、こどもの城小児保健部長などを経て、 1999年4月より「緑園こどもクリニック」院長。1985年9月、プールの排水口に吸い込まれた中学2年女児を看取ったことから事故予防に取り組み始め、現在、産業技術総合研究所人工知能研究センター外来研究員。内閣府 教育・保育施設等における重大事故防止策を考える有識者会議委員。2014年より特定非営利活動法人 Safe Kids Japanを設立。理事長を務める。


監修者
田近秀子 さん
PROFILE:NACS標準化を考える会代表。身のまわりの安全を高めるために、製品の品質や安全性について消費者の視点で取り組んでいる。小中学校で「人権教室」を開催し、子どもの健やかな成長と安心な生活を支援している。消費生活コンサルタント。人権擁護委員。

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子どもサポート情報  タレント・モデルなどの契約トラブルに注意

 子どもサポート情報  タレント・モデルなどの契約トラブルに注意

ネット広告を見て声優のアルバイトに応募し、所属契約をした。後日ボイスドラマ用のボイスサンプルを収録したが、
審査に落ちた。しかし「やる気があるなら新人枠で推薦する」と言われ、お願いしたところ「条件付きで新人枠に
入れた」とプロデューサーを名乗る人から電話があり、スタジオに出向いた。
ところが、約8万円でレッスンを受けることが出演の条件であり、親に反対されたので断ると罵倒された。所属契約を
解除したい。(当事者:大学生男性)

●芸能人にあこがれる気持ちに付け込まれ「あなたは向いている」「審査は不合格だが才能がある」などの甘い言葉で芸能事務所の所属契約を勧められることがあります。その場で契約せず、具体的な活動内容やサポート体制などの契約内容を確認しましょう。
●クレジット契約や借金をしてでも有料のレッスンの受講等を契約するように勧める事業者もいますが、必ず仕事や報酬
につながるわけではありません。家族や周囲の人に相談するなどして冷静に判断しましょう。
●不安なときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットライン188)

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戦争とは何か 子供と話すときは

 戦争とは何か? 子どもと話すときの“5つのポイント” 臨床心理士「先入観なく聞いてあげて」

終わりの見えないロシア軍によるウクライナへの軍事侵攻。緊迫するウクライナ情勢の情報がニュースやSNSを通じて大人だけでなく子どもも目にすることが多い中、ある影響を危惧する人がいた。
 
「今ウクライナで起きていることは、子どもにとっても私たち大人にとっても大変恐ろしいことです。この話題を無視したり、叫んだりすることで子どもたち迷ったり、孤独を感じたり、さらに恐怖を感じるようになり、心の健康にも影響を与える可能性があると私たちは思っています」
 
そう話すのは、公益社団法人“セーブ・ザ・チルドレン”の赤坂美幸さん。“セーブ・ザ・チルドレン”とは子ども支援活動を行う、民間・非営利の国際組織。現在、約120ヶ国で子ども支援活動を展開している。
 
ロシアによる軍事侵攻について、子どもに話すときはどう向き合って伝えるべきなのか。“セーブ・ザ・チルドレン”は、ホームページの中で注意点を公開している。
 
「今回のウクライナ情勢を受けて、不満を抱えているような子どもが周りにいた際にそういった子どもたちと話すときのヒントにしていただきたいと思いまして、5つのポイントを掲載しております」



5つのポイントは、以下の通り。
 
1.子どもが話したいと思っているときに、時間を作って子どもの話に耳を傾ける。
2.子どもの年齢に合わせて話をする。
3.子どもの気持ちを受け止める。
4.世界中の大人がこの問題を解決するために、懸命に努力していることを伝え、安心を促す。
5.現実的な手助けをする。
 
このポイントを用いて、親と子どもで「この問題について、一緒に出来ることは何か」を考え、子どもなりに対処できるようになってほしいという思いもあるという。また子ども自身、メディアなどの映像が不安を増長させる可能性があるとして注意が必要だと赤坂さんは話す。
 
「子どもは認知的にも情緒的にも、発達途中段階でありますので、例えばテレビのニュースなどの映像の中の出来事も現在の状況をとらえたりして、より不安や恐怖を増強させることがあります。そのため、子どもが出来事に関連したテレビやニュースの映像を、繰り返し見ないよう注意することが大切」
 
赤坂さんは、過剰な恐怖や不安を与えないために、大人が子どもに寄り添ってあげることが大切と語る。
 
「子どもたちがやってきた日常のルーティンを崩すことがないよう、楽しいと思うことは今まで通り楽しいことをしてもいいというメッセージを伝えながら、もし子どもが助けたいと思った時は、そういった気持ちは自然なものでありますので子どもの気持ちを応援してほしいと思っております」



小学校・中学校・高校などを回る機会の多い、ニュース番組『ABEMAヒルズ』コメンテーターの臨床心理士で明星大学心理学部准教授・藤井靖氏は、最近の子どもの様子について明かした。
 
「ある小学校の休み時間中に遊んでいた子どもが、同じく遊んでいた子どもに、ルールを破ったのかわからないですが『お前、ロシアかよ』と言っていました。また他のある子は、おそらくすべて理解しているわけではないでしょうが『ウクライナにも問題があるらしいよ』などと話していた。それくらい子どもたちの中でも、ニュースを見聞きして話題となっているのは事実です」
 
子どもたちでも、認知しているウクライナ侵攻。大人が子どもから“戦争の話”を聞く姿勢について藤井氏は「ニュース番組を見ながらさりげなく聞いてあげるのもいいと思います。『うちの子はきっとこれくらいの理解度だろう』などという先入観を持たず聞くことが大事です」と述べた。
 
また、子どもの年齢に応じた“戦争の説明”について「私の印象だと、小学校低学年〜3年生くらいまでの年齢の子どもたちというのは、個人差はありますが、まだ正確に事態(戦争)を把握できない傾向が強いと思います。そういう子に無理やり現実を教える必要は無いと思いますが、『命の問題』『大変なこと』など1つだけメッセージを伝えて、そのことだけでも理解してもらえれば十分だと思います」と話した。
 
一方、藤井氏は「中には『日本でも戦争が起こったらどうしよう』と心配して不安になる子もいます」とし、「そういう子どもには保護者を中心に、『いざとなれば大人が献身して守るよ』ということを伝え、現状での安心感を与えてあげることも大事です」と明かしている。
 
(『ABEMAヒルズ』より)

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子供はウクライナのニュースをどう受け止める? 大切なのは親子の会話

 子供はウクライナのニュースをどう受け止める? 大切なのは親子の会話

「戦争の話をするのは、子供にとってつらすぎる」「うちの子供にはまだ難しすぎる」そんな思いから、子供との会話の中でロシアのウクライナ侵攻に関する話題を避けている保護者もいるかもしれません。しかし小児精神科の内田舞医師によると、大変なことが起こっているのに大人から何も教えてもらえない時、子供の不安は強くなってしまう場合があるそうです。では、どのように子供と話し合っていけばよいのでしょうか。意識しておきたい3つのポイントを聞きました。(Yahoo!ニュース Voice)

不安を和らげるために大切なのは「親子の会話」
連日のウクライナの報道の影響で、大人も、大人が見ているニュースを覗いている子供も、不安を抱えていると思います。不安の現れ方は人それぞれです。例えば、アラームの音やサイレンの音に敏感になる、なかなか寝付かない、やたらとイライラする。または、頭痛、腹痛、倦怠感、耳鳴り、めまいなどの身体症状が出る場合もあります。子供の場合は、親から離れることを嫌がる、今まで一人で眠れていたのに一緒に寝たがるなどの変化があるかもしれません。

不安は「言葉」にすることで和らぐこともあるため、このような状況において、親子の会話はとても大切になります。ですが、子供にはまだ難しすぎる、つらすぎることだと、あえて話題にするのを避けたり、あいまいな表現で事実を誤魔化している方もいるかもしれません。あるいは、戦争という重いテーマについて、どのように子供と会話していいかわからないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

これから、親子の会話で意識しておきたい3つのポイントをお伝えしようと思います。

1)事実を伝える、嘘はつかない
テレビに映る光景、アナウンサーの声のトーン、大人の会話、友達から聞く話などから、子供は敏感に情報を得ています。たとえ年齢が低い子であっても「何か大変なことが起こっている」と感じ取れる子もいます。
そんな風に「何かが起こっている」と感じながら、大人が何も教えてくれない時には、「自分が知ってはいけないほどの怖いことが起きているんだ」と、逆に恐怖が強くなってしまうことも起こりえます。または「大事なことを教えてくれないってことは、お父さんとお母さんは、私のことを真剣に扱ってくれていないんだ」と不満に思う子もいるでしょう。

だからこそ、シンプルな言葉で事実を述べてあげてください。
「ロシアがウクライナを攻撃して、おうちやスーパーが爆弾で壊されちゃって、たくさんの人が怪我をしたり、亡くなったりしているんだよ。ウクライナの人たちは自分の身を守るために、他の国に逃げているんだよ」

その際、子供からこんな質問を受けるかもしれません。
「日本でもこんなことが起こるの?」「私たち家族もバラバラになっちゃうの?」「私も死んじゃうの?」
これはとても自然な質問なので、まずは共感してあげてください。それと同時に、しっかりと否定して、安心させてあげましょう。
「そういう風に考えたんだね、怖かったね。でも大丈夫だよ。あなたの安全は守られているよ」

子供の質問によっては、どんなことを想像しているのか、どんな不安があってその質問をしているのかを聞いてから答えてあげてください。
例えば、「第三次世界大戦が起こるの?」という質問を受けたとします。「第三次世界大戦」という言葉に対して、大人が理解している内容と、子供たちがイメージしていることは大きく違うかもしれません。まずは「第三次世界大戦ってどんなものを想像しているの?」と聞き返して、子供が具体的にどんなことを不安に思っているのか、詳しく話を聞いてあげてください。

2)人助けについて一緒に考える
心理学用語で、「他愛」という言葉があります。自分が抑うつや不安を感じている時、「自分が誰かの役に立っている」と感じると、つらい気持ちが和らぐという考え方です。

ですので、子供と一緒に「どうやってウクライナの人たちの助けになってあげられるか」を考えてみるとよいでしょう。難民支援基金などに寄付をすること、地域にウクライナ系の方が住んでいるなら優しい声をかけることなど、家族でできることを話し合ってみてください。

そして、ウクライナから逃げてきた人たちを受け入れている国があること。困っているウクライナの人たちに、飲み物や食べ物、衣類や毛布、赤ちゃん用のミルクやオムツを無料で差し出している人たちがいること。そういった、ウクライナの人たちを助けている支援者(ヘルパー)の存在に目を向け、子供に教えてあげましょう。

3)簡単に悪者を作らない
子供向けの童話などには大抵悪者がいて、正義の味方が悪を倒す構図が多いです。しかし現実世界においては、悪者と善人の対決ではない複雑な関係が多いです。
ロシアのウクライナ侵攻に関しても、戦争を始めたロシアという国への批判や、大統領への批判は合理的なものかもしれません。しかし、その批判を拡張して、「ロシア人は全員悪者だ」と考えてしまう思考は非常に危険です。

9・11のテロの後には、イスラム教徒の方や、イスラム教徒と疑われた人への暴力が頻発しました。アメリカでは第二次世界大戦中、日系アメリカ人は「敵国の人」として収容施設に送られました。このような暗い歴史は絶対に繰り返してはいけません。

もし知り合いにロシア人がいたり、近所にロシア料理店があるという場合は、他の人と同じように優しい心を持って接するよう、家族で話し合ってみましょう。

今は不安でもいい
コロナ禍でのストレスもたまってきている今の時期に、悲惨なニュースを聞いて不安になってしまうことは、大人にとっても子供にとっても普通のことです。今は、不安でもいいんです。むしろ自分たちの不安な思いを肯定して、家族内で話し合える雰囲気を作ることが大事だと思います。

そして、ニュースやSNSを見すぎないことも重要です。春風の心地よさを感じたり、美味しい食事を楽しんだりと、自分の生活の中の喜びを噛み締めることも忘れないでください。これは子供だけでなく大人にも言えることなので、自分の楽しめる時間や、家族と少し離れて過ごす一人の時間を大切にしてください。

また、不安はほとんどの場合は時間と共に落ち着くものです。気にしすぎないことが一番ですが、もし不安が原因で日常生活を送ることが苦しくなることがあれば、是非専門家の受診を考えてみてください。

私も同じようにコロナや戦争に関して不安を抱えていますが、安全に過ごせる日々に感謝しつつ、家族と歩んでいこうと思います。一緒に頑張っていきましょう。

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ピジョン、ベビーカー自主回収 4600台、ハンドル破損の恐れ

 ピジョン、ベビーカー自主回収 4600台、ハンドル破損の恐れ

ピジョンは24日、3輪のエアタイヤを使ったベビーカー「パルスキップ」シリーズの4607台を自主回収すると発表した。ハンドルの関節部分の強度に問題があり、負荷が集中すると破損する恐れがあるため。

対象は、2019年5月発売の「パルスキップ」(3色)と、同年7月発売の「ベイシス パルスキップ」(リラックスデニム)。これまでに、破損により母親が軽傷を負った事例が1件報告されたという。問い合わせ先は(0120)863236。ウェブサイトでも受け付ける。 

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