ストレスを強く感じたら、30~60秒間強めの運動をすることで、頭脳をリセットして仕事の調子を戻すことができます。
作家で弁士のJenny Evans氏は、新刊の著書『The Resiliency rEvolution』において、ストレスが人間の脳に及ぼす生理的な作用と、人間はストレスをあまり長時間持ち続けるようにはできていないことを説いています。
私たちは、どうやってストレスを軽減させるかについて話しています。仕事であっても家庭であっても、誰しも年々要求されることは多くなっていくものです。歴史的に、「闘争・逃避反応」は、何日とか何ヶ月とか続くものではありませんでした。ほどなく、その状態が終わるか、戦いに負けて自分が終わるかのどちらかです。ストレスへの反応は短時間で、そのあとはリセットするように人間のシステムは作られているのです。
私たちは、運動により気分が向上し、ストレスを軽減できることは知っていますが、Evans氏は、わずか30~60秒の強めの運動を行い、リセットボタンを押すことで、ストレスのたまる瞬間を乗り越えられると薦めています。ストレスがあふれてきそうだと感じたら、席を立ち、タイマーを設定し、1分間でランジ、腕立て伏せ、その他の強めの運動を行います。タイマーが終了すると、すばらしい化学物質が脳に行き届き、「闘争・逃避反応」はリセットされます。この方法のすばらしいところは、どこででも実行できて、ほとんど時間を取らないというところです。
The Resiliency rEvolution | via Inc.
Patrick Allan(原文/訳:Conyac)
Photo by Robert McGoldrick.
http://news.goo.ne.jp/article/lifehacker/bizskills/healthcare/lifehacker_41360.html