スポーツ時や風邪を引いた時にバナナをスープで
バナナは、フルーツの中では炭水化物の含有量がトップクラス。その炭水化物には、でんぷん、ブドウ糖、果糖、しょ糖がバランスよく含まれています。
これらはそれぞれ体内への吸収速度が異なるため、即効性と持久性のエネルギー源として機能します。スポーツ選手が試合前や途中にバナナを食べるのは、こうした理由によるものです。
また、バナナは血圧を安定させる働きを持つカリウムも多く、〝王者〟ジャガイモに迫るほど。また、水溶性食物繊維・ペクチンや、フラクトオリゴ糖も多いため、便秘を予防・改善し、腸内環境を整えます。
生食する機会の多いバナナですが、ご紹介するのは卵や牛乳、砂糖と合わせたカスタード風味の温かいデザートスープ。食欲がない時、風邪を引いた時にもおすすめです。
卵黄とグラニュー糖を白っぽく、なめらかにすり混ぜる。
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温めた牛乳を少しずつ加えて、溶きのばすように混ぜる。
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こし器でこして、なめらかな食感に仕上げる。
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[ 作り方 ]
(1)バナナを用意する
バナナは厚さ1cmに切り、ラム酒をふります。
(2)卵黄、グラニュー糖、牛乳を混ぜる
ボウルに卵黄とグラニュー糖を入れて、泡立て器で白っぽくなるまですり混ぜます A 。別の鍋で温めた牛乳を少しずつ加えて混ぜ B 、こしながら鍋に移します C 。
(3)バナナを加える
(2)の鍋を弱火にかけて、木ベラで混ぜながら、とろみをつけます。(1)のバナナを加え、バナナが温まったら器に盛り、アーモンドを浮かべます。
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