環境省は、5月12日より「環境省熱中症予防情報サイト」において、人体に与える影響の大きい「湿度」「日射などからの輻射熱(黒球温度)」「気温」を取り入れた指標「暑さ指数」の公開を開始した。
暑さ指数は、気温と異なり人体と外気との熱収支に着目した指標で、労働環境や運動環境の指針としてISOなどで規格化されている。
同サイトでは、全国840地点の暑さ指数の予測値と実況値を、暑さ指数のレベル別に色分けして表示する。
予測値としては当日・翌日・翌々日(深夜0時まで)の3時間ごとの値が、また、実況値としては現在の暑さ指数の実況推定値(実測地点では実測値)を1時間ごとに算出した値が提供される。今年は、実測地点に札幌・仙台・鹿児島が加わり、全国9地点となった。
通常の暑さ指数のほか、住宅街やアスファルトの上などの実生活の場や身長の低い児童、今年は温室と体育館の暑さが加わり、さまざまな場所の暑さ指数の参考値が提供される。
メール配信を行うバイザーが運営する、高速メール配信システム「すぐメール」によって、暑さ指数の予測値・実況値を個人向けに配信するサービスも提供される。
http://news.goo.ne.jp/article/mycom/life/mycom_970993.html