シーンに合わせて使い分ける丁寧なお辞儀の仕方
■ はじめに
おじぎは毎日といっていいほど必ずするものではありますが、詳しいおじぎの仕方を教えてもらえる機会はなかなかありませんよね。そこで、新入社員の方がよくわかるようにおじぎのポイントをご紹介します。
■ ビジネスマナーとして知っておきたいおじぎのポイント
◎ 1:シーンによっておじぎを使い分ける
おじぎには「会釈」「敬礼」「最敬礼」の三種類があります。「会釈」は、一番軽いおじぎで、15度腰を曲げるおじぎです。廊下で先輩社員とすれ違った時にします。「敬礼」は、30度腰を曲げるおじぎです。お客様が来た時、迎える時にします。または、会議室に入ったり出たりする時にもします。「最敬礼」は一番深いおじぎで、45度腰を曲げるおじぎです。めったにすることはなく、取引先の社長や会長など、重要なお客様にします。また、重要な取引相手にお礼を言ったり、お客様に謝罪する時もこのおじぎです。
◎ 2:頭だけを曲げない
会釈の時にとくにやりがちなのですが、頭だけ下げておじぎするのはやめましょう。おじぎはキチンと腰から曲げます。
◎ 3:静止してから
「おはようございます」と挨拶しながらおじぎするのではなく、挨拶をしてから、おじぎするようにして下さい。また、おじぎする前には立ち止まってから姿勢をただし、それからおじぎするようにしましょう。
◎ 4:手の位置に注意
おじぎする時の手の位置は、女性は体の前で両手を合わせます。男性はズボンの脇に手を降ろします。指は真っ直ぐ伸ばしたほうが綺麗です。
■ おわりに
いかがでしたでしょうか。シーンに合ったおじぎで、お客様や同じ会社の方に好感を持って頂き、よりよい人間関係を築いて下さい。
(著:nanapiユーザー・月影 編集:nanapi編集部 写真:PresenPic)
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