2月14日は聖バレンタイン・デー。ハートマークのChカロン・セギュールはプレゼントワインの定番ですし、ラベルに“Amour(愛)”があるボージョレ地区のサン・タムールも人気です。ともにフランスの赤ワインですが、ドイツにも気になるアイテムがあります。“アイス=愛す”に掛けて使えるアイスヴァインです。
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ロゼのぶどう品種はシュぺート・ブルグンダー(ピノ・ノワール)です。厳寒のさなか、樹になったまま凍結したぶどうを摘み取り、果汁を搾(しぼ)って造るワインで、収穫するのは零下7℃以下のときと決められています。熟練者たちは張りつくような寒気のなかでぶどうを手で摘んでいきます。
アイスヴァインはドイツ最高級ワイン「プレディカーツヴァイン」の中の一つで、ここではぶどうの糖度によって6区分されています。(1)カビネット(2)シュぺートレーゼ(3)アウスレーゼ(4)ベーレンアウスレーゼ(5)アイスヴァイン(6)トロッケンベーレンアウスレーゼの順で糖度は高くなります。
プレッツ家が造るロゼのアイスヴァインはベリー系果実を連想させる香りと口中に広がる凝縮感が印象的だったので、イチゴと組み合わせてみました。甘味中心の「あまおう」や「紅ほっぺ」より、程よい酸味がある「とちおとめ」のほうが相性的にはおすすめです。またあんずは双方の酸味が引き立つのでナイスな組み合わせ。アプリコットのタルトなどいかがですか。
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