国土交通省は6日、高速バスツアーを扱う旅行会社に安全対策に関する情報の開示などを求める「高速バス表示ガイドライン」(仮称)を策定する方針を決めた。
関越自動車道で7人が死亡した事故を受けて発足した省内の検討チームの会合で、座長の吉田治副大臣が明らかにした。
ガイドラインでは、ツアー募集時の広告などに交代運転手の数を表示するよう義務付ける。消費者庁とも協議し、月内にも表示の義務化を図る。
また、同省は、ツアーバス利用者が安全面に問題点を見つけた場合の通報窓口をホームページに近く設けるほか、任意保険の加入状況の表示の義務化も検討している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120606-00001043-yom-soci