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5つの失敗から学ぶ、お金との賢い付き合い方

個人のお金の使い方に関わらず、誰でもお金に関する失敗を経験したことがあるのではないでしょうか? お金を貯めようとしてかえって損をしたり、つい必要ないものを買ってしまったり、気づかぬうちに毎月無駄な出費をしていたり…。そこで今回は、大切なお金を無駄にしないための方法について考えていこうと思います。

 

■お金を貯めようとして、かえって余計にお金を使ってしまう

「安物買いの銭失い」…安い物を買うと品質が悪く、何度も買い替えるはめになってしまうというたとえです。お金を貯めようと努力すると、かえって損してしまう。一見そんなことは起こらないような気がしますが、これは本当に必要なものにかかる費用を出し惜しみしているときに起こります。現時点で特に問題がなくても、長期的に見ると大きな問題(コスト)になってしまうことがあるのです。

例えば、定期的な健康診断やデンタルケアの検診をしなければ毎年数万円の節約になりますが、いつか大きなしっぺ返しを食らうことになるでしょう。税金の申告をするのに安価な会計ソフトを使えばその時は得をしたような気がしますが、もしエラーが起これば後でそのツケを払うことになります。税金申告についても、個人で申告をする場合は、あとで起こるトラブルを防ぐためにも十分な時間とツールを用意しましょう。

安いからといって、いつも品質の悪い製品しか買わないのも考えものです。短期的にはお金の節約になるかもしれませんが、長期的に見れば品質の良い製品のほうが得なことがあります。

安いインクジェットプリンターを買ったことがある人ならわかると思いますが、半年から1年経つとインクが詰まったり、ほかにもいろいろな問題が起こったりします。メーカー保証期間内であればたいていの場合無料で交換に応じてくれますが、これは環境に優しくないだけでなく、いずれ有料対応になった場合に財布にとっても「優しくない」でしょう。後々かかってくるコストを考えれば、品質の悪い製品のセールよりも品質の良い製品のセールを狙うべきです。

まとめ買いをするときも、全部使い切れなければ余計にコストがかかってしまいます。家族と暮らしている場合(特に子供がいる場合)、まとめ買いには大きなメリットがありますが、1人暮らしや2人暮らしの場合はそうでもないこともあります。

日本にも進出している「コストコ」のような卸売ストアでまとめ買いをするときは、すべて使い切れそうか購入前によく考えるようにしましょう。そうすれば後々になって後悔するような買い物を避けることができます。これはそんなに難しいことではないはずです。

■貯金をしないことによるデメリット

わずかばかりの給料しかない場合、そこからまとまったお金を貯金するのは誰にとっても苦痛です。だからと言って、たとえ銀行に預けておいても利子はほとんど期待できないでしょう。

こんなとき、やっぱり貯金なんてできないと思ってしまいがちですが、少しずつでも貯金をすれば様々なメリットがあります。例えば、貯金をすれば長期的にもっと多くのお金を貯金できるようになります。

言うまでもないことですが、貯金とはいつでも自由に使えるお金を増やすことです。貯金がまったくなければ長期的にもっとお金を使ってしまう可能性があります。これはクレジットカードで高価なものを買いすぎてしまうからではなく、貯金があればセールのときなど、最適なタイミングで買い物ができるからです。

普段より安く買えるチャンスがあるときに貯金がないと、クレジットカードで支払うしかなくなりせっかく安く買って節約できた分も利子に食われてしまいます。いつも十分な貯金があれば、こんなことにはならないでしょう。

今お金が十分になくても、少しずつ貯金することを考えましょう。まとまった額を毎月の給料から貯金するのが難しいなら、100円~200円を毎日貯金するのはどうでしょう? これくらいのお金であれば普段意識せずに使っていることが多いと思いますし、貯金するのも差ほど苦にはならないと思います。この場合、貯金のペースはゆっくりですが、習慣化することで貯金するのが楽になっていきます。貯金するお金自体がないという場合でも、節約できる部分を探してその分を毎月貯金するようにしましょう。

次のセクションでは請求書の金額を減らす方法について紹介しますが、それ以外にもお金を節約する方法はあります。例えば、自炊はお金の節約に最も効果のある方法の1つです。ファーストフードやコンビニ弁当、毎日のコーヒーを減らすだけでも大きな節約になりますし、ノーブランドの商品を買うことで、同じ機能・効果を低価格で得ることができます。

電気代も、こまめに電源を切ったり省エネ電球に交換したりといった簡単なことで大きな節約につながります。買わなければいけないものと再利用可能なものを見極めるのもいいでしょう。例えばひげ剃りの刃は、手入れ次第で数年間は使い続けることができます。何かをゴミ箱に捨てるとき、本当に再利用できないのかよく考えてみてください。

■パッケージ化されている商品・サービスには、余分なものも含まれている

買いたい商品に付いている値札や月々送られてくる請求書を見たとき、そこに書かれている金額はそれ以上安くならないと思うのが普通でしょう。でも実際は、交渉次第で安くなることがあるのです。書かれている金額をそのまま支払っていたら、払う必要がなかった分まで払っていた…なんてことがありえるということ。多くの場合、提示された額よりも安くする方法があります。

月々の請求金額を減らす方法として、2つの方法が考えられます。まず1つ目は、年に数回電話をかけて単純に「割引してもらえないか聞く」ことです。1年間かそれ以上の間、滞りなく請求金額を支払っている優良顧客であれば、割引をしてもらえる可能性があります。原文筆者の場合、自身が契約しているケーブルテレビ会社に年2回ほど連絡をすることで、料金割引やプランの無料アップグレードをしてもらったそうです。これはケーブルテレビ料金だけではなく、携帯電話料金・クレジットカードの年会費・自動車保険料・ジムの会員費にも応用できます。必要なのは、割引してもらえないか粘り強く聞いてみることです。

もし聞いてみても割引してもらえない場合、2つ目として小さな妥協をするという手もあります。一般的に、月々の支払いが必要なサービスには、必要のない余分なものが含まれていることがあります。例えば、携帯のメールサービスはGoogleボイス(米国限定サービス)で代用可能です。ケーブルテレビのプランには見ることがないチャンネルがセットで入っているし、薄型テレビアンテナ(Mohu Leafのようなもの)を利用すれば、ケーブルテレビ契約自体が必要なくなり、リビングの省スペース化にもなります。今よりチャンネル数が少ないプランにすれば、安い料金にすることができるだけではなく「1年割引」など別の割引と併用することもできます。

重要なのは、今どんなことにお金を払っているかを知ることと、本当に必要なのは何かを考えることです。無料でできることも多いので、買ってまで必要なものは意外と少ないのではないでしょうか?

お店で見かける価格の場合、価格交渉なんてできないと思いがちですが、意外にもできることが多いのです。家具や家電、マットレスといった高額な商品は、交渉さえすれば価格が下がることのほうが多いでしょう。これは大型の家電量販店でも可能で、テレビの価格を交渉したり高価なケーブル類を無料で付けたりしてもらえる可能性もあります。車や住宅については一般的に価格交渉できることが多いです。保険会社から医者への医療費支払いは安く抑えられていることが多く、患者が直接現金払いをした場合は割引してくれることがあります(これはアメリカの場合です)。

原文筆者は、歯科医に行くときにこの方法で毎回10%の割引を受けているそうです。さすがに買うものすべてに価格交渉する必要はありませんが、価格が普通より高いと感じたらとりあえず聞いてみるのは得策です。毎回割引してくれるとは限りませんが、聞いてみる価値はあるでしょう。

■クレジットカードの支払いを先延ばしにすることによるデメリット

運よくモノにあふれた世の中で暮らしている私たちは、たとえ現金がなくてもすぐにクレジットカードでほしいものを買うことができます。クレジットカードの支払いを先延ばしにすることは珍しいことではありませんが、望ましい習慣とは言えません。クレジットカードの支払いを先延ばしにすると、最低請求金額を支払っていたとしても、すぐに利子が増えて数十万円になることもあります。実際、クレジットカードで支払いを先延ばしにするメリットはほとんどありません。もし今の時点で支払いを滞らせているなら、計画を立ててすぐに返済してしまいましょう。

もし、どうしてもお金が使いたくて仕方がない場合は、クレジットカードを使わないように工夫をする必要があります。現実的な対策としては、購入前に必ず一定の時間をおくようにしたり、支払いを現金だけに制限したりしてみましょう。

クレジットカードを瓶の中に入れたり氷漬けにしたりすることで、使用すること自体を難しくしてしまうのも効果的です。そこまでしなくても、カードの磁気部分に上からテープを張り付けて「絶対使わない!」と書いておけば十分です。どんな対策をするにしても、絶対にクレジットカードを使わないように念を入れましょう。

クレジットカードの支払いを先延ばしにして発生した借金がある場合は、返済計画を立てる必要があります。毎月いくら支払うことができて、どれくらいの期間で払い終えるかを考えましょう。

「ReadyForZero」というウェブサービスを利用すれば、返済計画を立てるのに役立ちます。計画を立ててしまえば、あとは実行するのみです。借金の返済には非常に長い時間がかかることもあり、ほとんど不可能だと思ってしまいがち。ですが、忍耐と継続力があれば必ず乗り越えられます。

■信用報告書を確認しないと、なりすましをされる危険性も

自分自身の信用報告書を確認することは非常に重要なことですが、多くの人は無料にも関わらず確認を怠っています。信用報告書の確認は、自分の信用情報にキズがないかを確認するだけではなく、なりすまし詐欺を早期発見するためにも重要です。

「The Consumerist」はマイクさんという人が、自身の信用報告書に不自然な記述を見つけたのがきっかけでなりすまし詐欺に気付いた事例を紹介しました。

自分の信用報告書は毎年確認するようにしています。ただ、去年はエクスペリアン(米国の信用情報機関)の信用報告書を確認していなかったようです。今年の報告書を見たらびっくりしました。163ドルが債務不履行になっていたのですから。

最初はただの払い忘れと思ったのですが、163ドルを何に使ったのか全く思い出せなかったのです。

その163ドルはなりすまし詐欺による請求だったのですが、マイクが信用報告書を毎年確認していなかったら、気付くのにもっと時間がかかっていたでしょう。本当は3カ月ごとに確認するのがベストですが、その場合は有料サービスになります。

無料サービスにこだわるなら、「AnnualCreditReport」がオススメです。すべての信用報告書作成サービスが無料というわけではないのですが、このサービスは無料で使えます。また、信用報告書はなりすまし詐欺の監視だけでなく、クレジットスコアを上げるのにも役立ちます。ほとんどの場合、請求書の支払いを期限内に済ませて催促されるのを避け、新規カードの作成やローンの申し込みを年数回に抑えればクレジットスコア(信用偏差値)は上がっていきます。

そうは言っても、信用報告書に間違いがあることもあるので、その場合は信用情報機関に連絡して修正してもらいましょう。

http://news.goo.ne.jp/article/lifehacker/life/lifehacker_22692.html

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