新年を迎えました。今年こそよい年を、と年賀状に願いを込めた方も多かったのではないでしょうか。
今回から、「仕事と子育て」の投書を紹介します。まず、「いつも楽しく、時には考えさせられながら読ませてもらっています」という、横浜市のパート、内田恵利さん(40)から。
「長男3歳、長女9か月で就職活動。子どもはかわいかったけれど、外の刺激も欲しかった」と振り返ります。現在、勤めて5年目になる会社は面接時から理解があり、「あなたが心配なのは子どものことでしょ。うちは呼び出されたら、子ども優先でかまわないよ」と言われたそうです。確かに、「熱がある」と保育園から連絡があると、上司が「早く帰りなさい」と言ってくれたり。
何よりも、お母さん仲間を得られたことが大きかったそうです。「働くお母さん同士は、いわば戦友。こんな仲間と出会えたことが一番の宝かもしれません」とつづります。そして、「実家も遠いし、助けてくれる人もいないから、仕事を始めたくても始められないという人も、とりあえず飛び込んでみることをお勧めします」と呼び掛けます。
まさに、仕事と子育てを両立させたモデルケースですね。今年も多くの投書をお待ちしています。
募集テーマは「仕事と子育て」と、年金、医療・介護などの将来像を描く「初夢 こんな日本に」です。住所、氏名(紙面では匿名可)、年齢、職業、電話番号を明記し、メール、ファクス、郵便で社会保障部へ。掲載分には薄謝を贈ります。
情報はこちら。〒104・8243読売新聞東京本社・社会保障部(ファクス03・3217・9957、Eメール ansin@yomiuri.com )
(2012年1月10日 読売新聞)
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