金沢市中心部を流れる浅野川で14日午後、大量のアユの死骸が浮いているのが見つかった。
石川県と金沢漁業協同組合が回収を始め、15日正午現在、約1万匹の死骸を回収した。
金沢市環境指導課が14日に行った簡易検査では、残留塩素やシアン、クロムの反応はなく、溶存酸素とpH値も正常値だった。同課が引き続き、周囲の水やアユを回収して異常がないか検査を行っている。
浅野川は16日にアユ釣りが解禁される。同漁協は、4月末から24万匹の稚アユを放流した。八田伸一組合長(65)は「アユ釣りを楽しみにしている人がいるので、解禁を遅らせることはない」と話している。
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