全国の福祉作業所などと一緒に活動
ダイレクトマーケティング事業で知られる株式会社フェリシモが2003年から取り組んでいるのがフェリシモCCP(チャレンジド・クリエイティブ・プロジェクト)。
これは全国の福祉作業所やパートナーと一緒に、ものづくりを通じて障がい者の個性や能力を発信する活動で、これまで扱った商品は250アイテム以上、パートナーの福祉作業所は90か所に及ぶ。
(画像はプレスリリースより)
フェリシモの商品としてスローレーベルと共同企画
同プロジェクトでは横浜を拠点に国内外で活躍するクリエイターと福祉施設や企業をつなげる活動を行っているSLOW LABEL(スローレーベル)との取り組みを開始。
スローレーベルのブルーバードプロジェクトとMARUIROプロジェクトにCCPが参加し、オリジナル商品を共同企画した。
ヨコハマ・パラトリエンナーレ2014で展示
フェリシモでも今秋販売する、このオリジナル商品を2014年8月1日(金)から11月3日(月祝日)まで象の鼻テラスで開催中のヨコハマ・パラトリエンナーレ2014「障がい者と多様な分野のプロフェッショナルによる現代アートの国際展」で展示している。
商品には徳島の伝統産業藍染めで福祉作業所がひとつひとつていねいに手作業をした、藍染め、手紬ぎの羊毛をセット。また障がい者が描いた原画を、アーティストのがデザインしたものなど、障がい者のものづくりが工芸、アートの世界へと続くこのプロジェクト。
今後も障がい者の仕事の多様性を広げていくであろう活動である。
http://www.challenged-info.com/news_JG9woNyM8_578.html?right