ライフスタイルからアプローチしていくスローなダイエット。毎日やっている事をちょこっとだけ気をつけて、余計な力を抜いてやってみて、気がつけば「痩せた?」が大正解!野菜をうまく取り入れたダイエット(美活)の習慣を野菜ソムリエが提案していきます。今回は食べ方編です。
■野菜、どうやって食べてますか?
ダイエットの強い味方の野菜。
サラダで食べるのもいいけれど、油を使ったドレッシングはカロリーがちょっと気になりますよね。
そんな時は、簡単にできるのになんだかお料理上手に見えてしかもノンオイルでダイエットに効果的な酢の物は如何でしょうか?
■お酢はダイエットに効果的
●お酢は食後の血糖値の上昇を緩やかにしてくれるため、脂肪の蓄積を防ぎます。
●お酢の主成分の酢酸はコレステロールや中性脂肪を低下させる働きがあります。
●お酢を毎日摂ると内臓脂肪や体重が減少するという研究結果があります。
こんな優れた働きをもつお酢と野菜等を一緒に取れる酢の物はまさにダイエットにピッタリですね!
■合わせ酢の作り方
合わせ酢の作り方はとっても簡単!
基本的な配合を覚えておけば、お好みで味を調整したり、出汁や塩、ごま、味噌などを追加していろんなバリエーションが楽しめます。
●二杯酢 → 酢2:醤油1 ・・・主に魚介類によく合います。
●三杯酢 → 酢3:醤油1:砂糖 1 ・・・野菜、海藻、きのこ、魚介類など一番多く使われる配合です。
●甘酢 → 酢3:醤油1:砂糖 1 1/2 ・・・野菜、たこ、いか等
●ポン酢しょうゆ → 醤油1:柑橘のしぼり汁2(または柑橘のしぼり汁1+酢1)・・・きゅうり、トマト、ヤマイモ、えび、たこ等
上記の調味料を混ぜるだけ。手作りすれば添加物の心配も少ないし、実は酢の物ってとてもお手軽ヘルシーなんです。
■フルーツでさわやかポン酢
ポン酢は柚子やかぼす、シークァーサー等がポピュラーですが、柑橘類ならなんでもOK。
オレンジ、レモン、グレープフルーツ、ライムなど、ちょっと洋風で爽やかな香りのポン酢を楽しめますよ。
いろいろ試してみると面白いですね。
少し頑張って昆布や鰹節などを漬け込めば本格的な味になります。
【オススメレシピ】切干大根と乾燥わかめのグレープフルーツポン酢和え
【作り方】
醤油1:グレープフルーツのしぼり汁1.5 : ワインビネガー0.5
切り干し大根は水洗いし、乾燥わかめは水で戻して水気を切ったらポン酢で和えるだけ。
1人暮らしや忙しく働いている方などは、いつも新鮮な野菜が冷蔵庫に入っているわけではありませんよね。
そんな時に便利なのが切り干し大根。 日持ちするので常備しておくと洗うだけで簡単に食べられます。
切干大根は食物繊維がとても豊富で腸美人に効果的。
干すことによって栄養分がぎゅっと濃縮されているため、生の大根より効率的に栄養がとれるんです。
日頃野菜不足になりがちな方にはオススメな食材です。
■合わせ酢はノンオイルドレッシング
合わせ酢はサラダのドレッシングとしても活躍します。
レタスやきゅうり等淡色野菜との相性がいいので是非試してみてくださいね。