新潟市は8日、JR越後線の乗客数を増やすため行っている増便の社会実験について、途中経過を発表。それによると昨年8月から今年7月までの1年間で、対象7駅合計の1日当たり平均乗車数は8400人で、実験前より60人減少した。
市は減少した原因について、沿線の西川竹園(西蒲区)、巻総合(同)、吉田(燕市)の県立3高校の定員が計160人減ったことなどを挙げている。
実験は越後線の利用を促進するため、昨年3月から3年間、内野-吉田駅間を6本(3往復)増便し、運行間隔を実験前の約1時間に1本から約40分に縮めた。本格運行には、増便にかかる費用などから計算して実験前より1日当たり350人増が必要だった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131109-00000025-san-l15