東京電力柏崎刈羽原発がある新潟県刈羽村で13日、村長選が告示され、いずれも無所属で、新顔の武本和幸・元村議(62)と、4選をめざす現職の品田宏夫村長(55)の2氏が立候補した。全7基が停止中の同原発の再稼働や、原発頼みの村政や地域経済を見直すかどうかが争点。18日に、隣の柏崎市長選とともに投開票される。
品田氏は「原発との共生」を掲げる原発推進派で、柏崎刈羽原発の再稼働について「原子力規制委員会が安全と判断すれば、止めておく必要がどこにあるのか」と主張。品田氏の無投票当選を阻止するとして立候補した反対派の武本氏は「徹底した安全対策など多くの条件をクリアしない限り、再稼働は絶対させない」と訴えている。
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