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猛暑に「セキぜんそく」 エアコンのカビに要注意

猛暑に「セキぜんそく」 エアコンのカビに要注意


 人間の体温をはるかに上回る、気温40.3度。名古屋では3日、1890年に観測を始めて以来の、史上最高気温を記録しました。

 この猛暑の中、みなさんから聞こえてくるのは、こんな体調不良の声。

「これだけ連日暑いのが続くので、疲れてきましたね。子どもも」(街の人)
「(エアコンを)一晩中つけているので、朝起きたときはセキが出ます」(街の人)
「私はマスクをして寝ます。朝起きるとノドが痛かったり、クーラーが一晩中ついてると、 体調がイマイチな気がして」(街の人)
 猛暑で、エアコンは欠かせないのですが、そのエアコンが原因で、セキが出てしまう事があるといいます。実は、長引くと危険。それは、夏風邪ではなく、「セキぜんそく」。

夏の体調不良 セキぜんそく
名古屋市内にある磯部内科医院に聞いてみると。
「寒暖の差といいますか、“温度差”ですね。温度差が気道への刺激になっているってことが、ひとつあると思います。急に冷たい所に行くと、気管は縮む傾向があります」(磯部内科医院 伊吹恵里 院長)
 原因は、大きすぎる寒暖の差。

 暑い所から急に寒い所に入ると、気管支そのものが痙攣するように縮み、気道が狭くなって、セキが出るというのです。


 そして、もうひとつ原因が。

「(エアコンの)クリーニングの状況が悪くて、フィルター清掃を定期的にやっていないと、ホコリとかカビとかそういうものがわいてきて、空気と一緒に流れてきたものを気道に吸い込んでしまい、それがセキぜんそくの原因になることがあります」(磯部内科医院 伊吹恵里 院長)

 エアコンの中が汚れていると、ホコリやカビが風と一緒に飛び出して来て、セキの原因に。さらに、ただのセキだと思って、放置しておくと悪化する恐れがあります。

「通常のセキぜんそくまでの段階だと、ただ単にセキが出るという症状。その中の約3割が本当の気管支ぜんそくに移行することがあると言われている」(磯部内科医院 伊吹恵里 院長)

 乾いたセキが、2週間以上続いたら要注意。気管支ぜんそくになることがあるといいます。
エアコンのカビ退治
 掃除の専門業者によると、エアコンはこの暑い時季に起きやすい「結露」によりカビのすみかになるといいます。

 カビの発生を防ぐ簡単な方法は、エアコンを切る前に30分間「送風運転」をすること。

 これによってエアコン内部が乾燥し、カビの増殖を抑えることができるといいます。

 寒暖差が激しく、暑い所から急に寒い所へ行く場合は、マスクなどをするのが効果的。冷気を吸い込まず、乾燥も防げるということです。

 そして、暖かいものを飲むことも、ノドの粘膜を保護すると言われています。

 まだまだ続く猛暑。万全の対策で乗り切りたいものですね。

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