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キャッシュカードを渡さないで!

新潟県内全域で特殊詐欺前兆電話が多発!(情報元:長岡警察署生活安全課)



自分のカードを他人に渡すなんて馬鹿げている...あなたはきっと、そう一笑に付すことでしょう。
そんなあなたも是非、次の事例をご覧になってみてください。
そもそも奇妙な点のあることに気が付いていただけるでしょうか?

これからお話しする事例は、新潟県内では長岡警察署管内で真っ先に被害を発生させた、「カード取り換え」という最新手口の実例です。

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【事例】
まず家電量販店の店員を騙り「あなたのカードで買い物をしようとしている人がいる」や「あなたのカードが悪用されている」などの連絡が入ります。
その後、「全国銀行協会」等の金融機関職員を名乗る者から電話が掛かってきて「預金を守るため、キャッシュカードを預かりに行く」などと言われる。
そして、実際に訪ねてきた男にキャッシュカードを渡してしまい、現金を引き出される。
[情報元:長岡警察署生活安全課]
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買い物の支払い時に使うカードは「クレジットカード」です。
ところが、電話を掛けてきた金融機関職員は「キャッシュカードを預かる」と言う。
ここには明らかな不整合があると思いませんか?
実は、これは、犯人グループの作戦なのです。

家人が話の不整合に気付くかどうか...これは、犯人グループにとって、詐欺の成否を占うリトマス試験紙なのです。

もしも、不整合に気が付いた素振りを少しでも見せれば、犯行の続行を諦める。
反対にその素振りを見せない場合は、次段階に移行する。
次段階で、家人をできるだけ不安がらせ、その中で「どうすればいいですか?」の一言を引き出せれば、それは既に家人が混乱状態に陥って判断力を失っているサイン。
以後は一気呵成にたたみ掛けます。

最初の電話からわずか1時間後に実際に訪問する金融機関職員役の男は、キャッシュカードを封印するなどと言って、家人の目の前で封筒の中に受け取ったキャッシュカードを入れ、さらに、綴じしろに割印を押すよう求めます。
すると、家人はほとんどの場合、印鑑を取りに家の奥へ行きます。その隙に封筒の中のカードを別のカードと取り替えるのです。

犯人は、印鑑を手に戻ってきた家人の目の前で綴じしろに割印を押し、「この封筒は、こちらから連絡あるまで決して開かないでください」などと促して手渡します。
カード入り封筒を家人の手に戻すことで信用させ、さらに、調査票用紙に記入を促します。そこに暗証番号を書き込ませるわけです。
封筒の中身のカードが入れ替えられているとは夢にも思わない家人は、手元にカードがあることで安心し、調査票に暗証番号を書き込みます。
これでキャッシュカードの詐取が完了です。
その時間はわずか2時間程度。
家族が帰宅した夕方は、時すでに遅し。
口座からは多額の現金が既に引き落とされてしまっています。

いかがでしたでしょうか?
あなたは、本当に「自分は決して騙されない」と笑っていられますか?
この手口では、対象は高齢者ばかりではなく、40代、50代も騙されています。

ご注意ください。

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