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「防災グッズ」は収納性重視 コンパクト型人気、各社商品相次ぎ投入

「防災の日」の1日、全国各地で地震や豪雨などを想定した防災訓練が実施された。防災関連の企業は、オフィスの棚やロッカーに置いても邪魔にならないよう収納性を重視したり、利便性の向上したりしたグッズを相次いで投入している。
 安全衛生保護具最大手のミドリ安全(東京都渋谷区)は、防災用折りたたみヘルメット「フラットメット」を開発した。収納時の厚さは3.3センチ。A4判の紙と同じ大きさのため、机の引き出しに収納できる。独自開発の多面構造を採用し、厚生労働省の保護規格をクリア、安全と利便性を両立させた。5月に販売を開始したところ、「中小企業や学校、病院などからの注文が相次いでいる」(ヘルメット統括部営業担当の内川洋一さん)という。
 自転車輸入卸のファビタ(横浜市鶴見区)は、台湾の自転車メーカーの折りたたみ式自転車を取り扱っている。幅32センチ、奥行き25センチ、高さ91センチのコンパクトサイズに折りたため、「会社のロッカーにも保管できる」(古川佑作事業部長)のが特徴だ。10年ほど前から扱っているが、2014年秋にはノーパンクタイヤを採用したモデルを投入し、防災性能を高めた。
 防災用品開発の多摩川クラフト(東京都稲城市)は折りたたみ式の「キュービックテント」を開発した。災害時用の簡易トイレの周りにかぶせてプライバシーを確保する。折りたためば倉庫内のわずかなスペースにしまえる。水津慎吾社長は「赤や黄色、緑のテントも用意し、災害時での救護の優先順位を付ける『トリアージ・サイン』としても活用できる」と話し、企業だけでなく、自治体や医療機関からの受注も見込む。
 ゲリラ豪雨による被害が深刻化するのに伴い、売り上げが伸びているのが文化シヤッターの簡易型止水シート「止めピタ」。軽くて迅速に設置できる点が人気の要因だ。同社は止水事業の強化を重点課題として掲げており、17年度の売上高を前年度比67%増の10億円に引き上げ、20年度は一挙に40億円まで拡大する計画だ。
 東京商工会議所が約1500社の中小企業を対象にした調査によると、事業継続計画(BCP)の策定率は3割に達しないなど防災対策への取り組みは十分でない。このため、コンパクト型防災用品市場が活発化する可能性がありそうだ。
https://news.goo.ne.jp/article/businessi/business/bsc170902006.html

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