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腸炎ビブリオ情報

腸炎ビブリオは主に沿岸海水中に生息している食中毒菌で、海水温が20℃を超えると増殖が活発になります。夏場には海産の魚介類にこの菌が付着していることがあるため、刺身などを原因として、激しい腹痛と下痢を伴う食中毒を起こすことがあります。

腸炎ビブリオによる食中毒予防の参考にしてもらうため、新潟県では毎年夏の時期に県内で水揚げされたアジ、海水、海底の泥について、腸炎ビブリオの数と病原性のある毒素を産生する遺伝子の有無を検査し、その結果を「腸炎ビブリオ情報」としてホームページに掲載しています。
7月4日に腸炎ビブリオ情報の第1号を発行しました。県内3カ所の海水と海底の泥、それとアジ10匹のうち4匹から腸炎ビブリオが見つかりました。
 なお、病原性のある毒素を産生する遺伝子は検出されていません。

 腸炎ビブリオによる食中毒の効果的な予防方法は、以下のとおりです。
 ○ 加熱して食べる食品は「中心部まで十分な加熱」
 ○ 刺身にする魚介類は「身おろしの時に水道水で十分な水洗い」
 ○ 刺身にした後は「食べる直前まで4℃以下の低温管理」
 ○ 肉・魚・野菜等で「まな板・包丁等の使い分け」

 腸炎ビブリオは熱に弱いことに加え、真水に弱い性質があるため、身おろし前に水道水で洗うと効果的です。魚を切った包丁・まな板と生野菜を切る包丁・まな板は別にして二次汚染を防止しましょう。

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