内容
事例1
歯ブラシを口にくわえてソファに座っていたが、前のめりに転落し歯ブラシが刺さった。親が歯ブラシを抜き、歯医者に行ったが、その後、発熱し首に腫れもあったので、別の病院を受診したところ入院となった。
(当事者:1歳)
事例2
歯ブラシをくわえて走っていたところ転倒し、歯ブラシがのどに突き刺さり、口の奥から出血した。血は自然に止まったが、発熱し、元気がないため救急外来を受診し、8日間入院した。
(当事者:4歳)
ひとことアドバイス
- 歯磨き中に歯ブラシをくわえたまま転倒し、のどを突くなどしてけがをしたという事故が報告されており、特に、1歳から3歳頃の子どもに多く見られます。
- 歯磨き中は保護者がそばで見守り、床など安定したところに座らせて行いましょう。
- 歯ブラシを口に入れたり、手に持ったまま歩かせたりしないようにしましょう。
- 子ども用歯ブラシは、のど突き防止カバーなどの安全対策を施したものを選ぶようにしましょう。
本情報は、消費者庁と国民生活センターの公表情報をもとに編集・発行しています。