19人が新たな一歩
【網走】知的障害のある高校生にスポーツを基軸とした教育を行う日本体育大学付属高等支援学校が17日開校し、網走市内の同校体育館で入学式が行われた。道内外からの新入生19人が新たな一歩を踏み出した。
私立大の特別支援学校は全国初
真新しい制服姿の新入生はやや緊張した表情で入場した。島崎洋二校長は式辞で「皆さんはフロンティア精神と勇気を持った1期生。喜びと感謝を持って生き、校風と伝統をつくってほしい」とあいさつ。新入生代表の田総玄騎(たぶさはるき)さん(15)は「全国から集まった仲間と励まし合い、自分の可能性を信じてかけがえのない3年間を歩む」と誓いの言葉を述べた。
私立大が特別支援学校を運営するのは全国で初めて。スポーツ以外にも農作業や芸術活動などを通じた自立支援や情操教育を進める。パラリンピックに出場するようなアスリート育成も目指す。
私立大が特別支援学校を運営するのは全国で初めて。スポーツ以外にも農作業や芸術活動などを通じた自立支援や情操教育を進める。パラリンピックに出場するようなアスリート育成も目指す。
北海道新聞