燕署と県警捜査1課などは24日、燕市井土巻の飲食店従業員、時田繁之容疑者(49)を強盗未遂の疑いで逮捕した。同日午前4時すぎ、燕市小高のコンビニエンスストア「サークルK燕小高店」に押し入り、30代の男性店員に包丁のようなものを見せて「金を出せ」と脅し、現金を奪おうとした疑い。
同店では、今月3日にも同じ時間帯に刃物を持った男が押し入り、現金約8万8千円を奪われる被害に遭ったばかり。さらに17日には同店から600メートルほど離れたコンビニでも早朝に同様の強盗事件があった。同署によると、時田容疑者は2つの事件への関与を認めているという。
24日の強盗未遂事件では3日に被害に遭った際と同じ店員が事件に巻き込まれ、警報ベルを鳴らしたところ、時田容疑者は何も取らずに逃走していた。調べに対し、時田容疑者は「遊ぶ金が欲しかった」と容疑を認めているという。
同署などは、防犯カメラの映像などを基に捜査し、時田容疑者を割り出した。
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