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柏崎刈羽原発で「原子力防災サマースクール」開催 自治体実務者ら参加 新潟

東京電力柏崎刈羽原発(柏崎市、刈羽村)で20日、原発の安全対策などを学ぶ「サマースクール」が開かれ、県内18市町村や県警などの原子力防災担当者ら56人が参加した。

同原発から30キロ圏内にある9自治体の避難計画が5月にそろってから実務者が一堂に集まる会合は初めて。

内閣府の野島久美恵参事官補佐が重大事故時に必要となる安定ヨウ素剤の基礎知識や、福島第1原発事故を踏まえた防災上の課題などを説明。
参加者らは重大事故時に使われる緊急対策本部を視察したほか、柏崎刈羽原発から30キロ圏内の自治体の担当者らは地図を使いながら防災の取り組み状況などを確認した。

参加した上越市原子力防災対策室の今井晃男室長は「防災上の課題に対する認識が改めて深まった」とした上で「まだまだ詰めるべき部分がある」とした。
サマースクールを企画した長岡市原子力安全対策室の小嶋洋一室長は「避難ルートの確認や各市町村の動き方などで議論が深まった」と話した。
こうした取り組みは今後も継続するという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160721-00000054-san-l15

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