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新潟知事、市長らとの意見交換の必要性強調 原発再稼働「議論できない」

9日の県議会6月定例会で、県市長会などがまとめた泉田裕彦知事の県政運営に関する検証について質疑が行われた。泉田知事は県市長会長の森民夫・長岡市長らと意見を交換する必要性を強調し、検証内容は「市町村長の総意ではない」とする見解を改めて主張した。桜井甚一氏(自民)と上杉知之氏(民進)の代表質問に答えた。県議会でも検証問題が取り上げられ、泉田氏と森氏の会談が実現するかどうかが、今秋の知事選に向けた焦点の一つとして改めて浮き彫りになった格好だ。

県市長会と県町村会が「泉田県政3期12年間に生じた問題」とのタイトルで5月にまとめた検証では、県と市町村との役割分担を無視した指示で「混乱が生じた」などとして、泉田知事を厳しく批判した。

代表質問で桜井氏は「その多くはこれまで県議会でも議論され、同感するところも多々ある」と評価。市町村長との意思疎通が不十分だったため検証が作成されたと指摘し、謙虚に受け止めるべきだとただした。

これに対し、泉田知事は「真摯(しんし)に対応する観点から、主導してまとめられた市長会長などとの面談機会を設け、意見交換をさせていただくべきだ」と主張。「記者会見などでメディアを通じてやりとりをするのは適切ではない」とした上で「これまで以上にコミュニケーションを密にしながら対応したい」と述べ、市町村長との対話を深めていくとの姿勢を強調した。

検証内容を市町村長の総意と認識しない根拠については、一部の首長から「検証内容全体には同意していない」「『私の市は外してほしい』と(市長会に)伝えた」といった声が寄せられたためだと説明した。

桜井氏は東京電力柏崎刈羽原発の再稼働に関しても質問。原子力規制委員会が適合の判断を下し、立地する柏崎市と刈羽村が再稼働に同意した場合の県の対応を問いただした。

泉田知事は「仮に安全が確認できても再稼働の議論はできないとはこれまでも申し上げたことはない」と2月定例会での発言を繰り返した上で、福島第1原発事故の検証と総括がなければ事故が繰り返されるとして「現状において再稼働の議論はできない」と態度を明確にすることを避けた。

 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160610-00000057-san-l15

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