記事・続報詳細
2017年6月
◇カンピロバクター食中毒に注意
日時:17.06.08 19:30

概要:
  [情報元:新潟県福祉保健部生活衛生課]

5月26日に、カンピロバクターによる食中毒が発生しました。
原因は、山の湧水を煮沸せずに未殺菌のまま飲んだことによる食中毒でした。

カンピロバクターは鶏や牛、野生動物などの腸の中に生息している食中毒菌の一種です。患者が飲んだ湧水は、どこかで野生動物や野鳥の糞に汚染されていたのかもしれません。

湧水などの地下水は、地下での水の流れや汚染の有無が不明であり、降水状況などにより、その水質も日々変動しています。
カンピロバクターだけでなく、他の病原微生物や、ヒ素などの自然由来の有害物質に汚染されている可能性もあります。
そのまま飲用することは危険ですので、水道水などの飲用に適する水を飲むようにしましょう。

湧水を飲むことはお勧めしませんが、飲用の際は少なくとも煮沸消毒するようにしてください。
また、ご家庭で井戸水を飲用に使いたい場合は、定期的な水質検査を行い、煮沸や塩素消毒を行ってから飲用に使いましょう。

--- 詳細 ---
■食中毒発生状況
(発生月日:5/26) 摂食者166名の内、43名が発症

■微生物による食中毒「カンピロバクター」
特徴・症状等の詳細はこちら


以上

[1]記事選択へ
トップページへ