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2017年6月
◇ウエルシュ菌食中毒に注意
日時:17.06.01 17:25

概要:
  [新潟県福祉保健部生活衛生課]

5月21日に、県内の給食施設において、ウエルシュ菌による食中毒が発生しました。
(五泉市内の特別養護老人ホームで白滝の煮物からウエルシュ菌検出)

ウエルシュ菌が大量に増殖した食品を食べると、約6〜18時間後に腹部の膨満や腹痛、下痢などの食中毒症状を引き起こします。
ウエルシュ菌による食中毒の原因となりやすい食品はカレーやシチューなどの煮物料理で、「芽胞(がほう)」と呼ばれる熱に強い状態になると、ウエルシュ菌は100℃の加熱でも生き延びることができます。

また、ウエルシュ菌は、酸素のない環境で増殖するため、1回煮込んで酸素がなくなった煮物料理などを放置すると、食中毒を起こすほどに増殖しますので、ご注意ください。

--- 詳細 ---
ウエルシュ菌による食中毒を防ぐ主なポイントは次の3点です。
(1)加熱調理をしたあとは、速やかに食べましょう。
(2)加熱調理後に食品を保管する場合は、速やかに10℃以下に冷ますか、65℃以上で保管しましょう。
(3)冷まして保管した食品は、食べる直前に中心部まで十分に加熱しましょう。

例えば、一晩寝かせたカレーを食べる場合など、全体をかき混ぜながら、
十分に煮立たせてから食べるとウエルシュ菌による食中毒を予防できます。

以上

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