記事・続報詳細
2016年8月
◇8.4腸炎ビブリオ情報
日時:16.08.04 11:40

概要:
  【食の安全安心情報】

腸炎ビブリオは、主に沿岸海水中に生息している食中毒菌で、海水温が20度を超えると増殖します。

8月2日の県による検査において、県内3地点で海水と泥から腸炎ビブリオ菌が検出されていますが、病原性毒素を発生する遺伝子は検出されませんでした。

腸炎ビブリオは熱や真水に弱いため、下処理や調理を正しく行えば食中毒は十分に予防できます。
夏もお魚を美味しく頂きましょう。

[情報元:新潟県福祉保健部生活衛生課]


--- 詳細 ---
≪腸炎ビブリオ食中毒・予防のポイント≫

●真水でよく洗う!
腸炎ビブリオは海水程度の塩分濃度(3%)で増殖し、真水には弱いという特徴があります。
魚に付着した腸炎ビブリオは、身おろし前に水道水の流水で洗うことで効果的に除去できます。エラや内臓にも潜んでいるので、それらを取り除いた後も十分に洗いましょう。

●二次汚染にも注意!
魚を洗う時にはねた水がほかの食品等にかからないよう注意しましょう。
また、魚を切った包丁とまな板で、生野菜等を切らないようにするなどして、二次汚染を防止しましょう。

●加熱して食べる食品は、中まで十分に火を通す。



以上

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