記事・続報詳細
2017年4月
◇4.19万一のミサイル飛来に備えて
日時:17.04.19 17:56

概要:
  にわかに緊迫化した北朝鮮情勢!万一に備えて「Jアラート」設定を確認しておきましょう。

【Jアラート情報と対処行動について】
https://goo.gl/LlwQVH

【ケータイにJアラートは届く?】
https://goo.gl/NnTHGu

日本にミサイルが飛んでくるのでは!?...「有り得ない」と思っていた事態が現実味を帯びてきました。まして新潟県には世界最大級の原発があるわけですから、原発にミサイルを落とされたら!などと考えると不安で仕方がありません。

しかし皆様、過度の心配は良くありません。
ご存知でしたか?そもそも弾道ミサイルには「原発施設に命中を期待できるようなピンポイント攻撃能力はない」ということを。

たとえば、北朝鮮は核兵器と弾道ミサイルをセットで開発しようとしていますが、これは命中精度の低い弾道ミサイルには大量破壊兵器を組み合わせないと効果が著しく低いことが理由の一つです。弾道ミサイルを小さな施設に狙って撃ち込んでも直撃する確率は低いため、軍事作戦としては成立しません。

なお先日、シリアの軍事施設を攻撃したアメリカ軍のミサイルは弾道ミサイルではなく巡航ミサイルです。
巡航ミサイルならばピンポイント攻撃能力を有しますが、北朝鮮は保有していません。
まして巡航ミサイルには偵察衛星からの詳細な地形データが必要なので、自前の偵察衛星を持たない北朝鮮の技術では巡航ミサイルを開発することは困難です。

【弾道ミサイルと巡航ミサイルの違い】
https://goo.gl/I6yDpB

それでも、北朝鮮が失敗を覚悟の上で弾道ミサイルを撃ち込んできたとしたら...
この場合、日本は2段構えの弾道ミサイル防衛で迎撃します。
1段目は海上自衛隊のイージス艦からの迎撃で成功率は82.5%。さらに撃ち漏らした残りの17.5%に対して2段目のPAC-3ミサイルが82.9%の確率で、弾道ミサイルの大気圏再突入時に迎撃します。

以上

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