記事・続報詳細
2016年4月
◇4.28食中毒の原因菌「カンピロバクター」
日時:16.04.28 18:25

概要:
  食品安全委員会から、カンピロバクターの概要書が公表されました。
研究結果等を整理して、食品安全委員会が作成したものです。

--- 詳細 ---
カンピロバクターは、ニワトリ、ウシ、ブタ等の動物の腸内に生息しており、この細菌に汚染された食品や飲料水を摂食することにより、下痢、腹痛、発熱等の症状を引き起こします。
カンピロバクターによる食中毒の原因としては、鶏の刺身やタタキ、鶏レバーなど生や加熱不十分な鶏料理を摂食したことによる事例が多く見られています。
また、バーベキューや焼肉などの肉の加熱不足による事例も見られています。
カンピロバクターによる食中毒は、近年国内で最も発生件数の多い食中毒のひとつで、2010年以降、毎年200〜400件発生しています。春から秋にかけて発生のピークが見られます。
これからの季節、焼肉やバーベキューなど肉料理を楽しむ際は、カンピロバクターによる食中毒に十分ご注意ください。
注意するポイントは、「インフォなび」を御覧ください。

食品安全委員会/「カンピロバクター」のファクトシート作成について(PDF 471KB)
https://www.fsc.go.jp/factsheets/index.data/factsheets_campylobacter.pdf

にいがた食の安全インフォメーション/カンピロバクター食中毒予防強化期間
http://www.fureaikan.net/syokuinfo/01consumer/con02/con02_02/con02_02_02_04.html

以上

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